夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

ふるさとは遠きにありて思ふもの

2011-04-15 21:28:53 | 日記・エッセイ・コラム

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室生犀星   「抒情小曲集」より

小景異情(その二)

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの

よしや

うらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても

帰るところにあるまじや

ひとり都のゆふぐれに

ふるさとおもひ涙ぐむ

そのこころもて

遠きみやこにかへらばや

遠きみやこにかへらばや

大震災の余震の震度6強の夜から、丁度1ヶ月が経ちました。

大したことは無いと思っていたのに、余震の影響か、外壁にも、ひび割れが出来て来ています。

今日もまた、住宅会社のアフターケアの方が修理の見積もり額を査定する為に来ました。

内壁は横に二本。

外壁は縦に五本位ひび割れが出来てしまいました。

引き戸の開閉も私の力では、少し大変になっています。

自然の力と言うのは、本当に偉大ですね。

万物が自然に生かされていると思います。

今年も赤いチューリップ。毎年赤、白、黄色。の花が咲き揃います。

白いスミレの花。大切にプランターで育てています。

山吹は、文字通りに山吹色。

八重咲きの雪柳の花。

一本だけ残っていました。良かったです!

ラナンキュラスの花のような小さな花がいっぱいついています。

一重の雪柳が咲き終わった後で咲き始めます。

私、最愛の母が亡くなってから、丁度20年ふるさとに、実家はあるのですけれども、ふるさとを遠きにありて思い、悲しく歌っています。