室生犀星 「抒情小曲集」より
小景異情(その二)
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
大震災の余震の震度6強の夜から、丁度1ヶ月が経ちました。
大したことは無いと思っていたのに、余震の影響か、外壁にも、ひび割れが出来て来ています。
今日もまた、住宅会社のアフターケアの方が修理の見積もり額を査定する為に来ました。
内壁は横に二本。
外壁は縦に五本位ひび割れが出来てしまいました。
引き戸の開閉も私の力では、少し大変になっています。
自然の力と言うのは、本当に偉大ですね。
万物が自然に生かされていると思います。
今年も赤いチューリップ。毎年赤、白、黄色。の花が咲き揃います。
白いスミレの花。大切にプランターで育てています。
山吹は、文字通りに山吹色。
八重咲きの雪柳の花。
一本だけ残っていました。良かったです!
ラナンキュラスの花のような小さな花がいっぱいついています。
一重の雪柳が咲き終わった後で咲き始めます。
私、最愛の母が亡くなってから、丁度20年ふるさとに、実家はあるのですけれども、ふるさとを遠きにありて思い、悲しく歌っています。