夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

戦争は嫌です!

2011-12-08 23:16:07 | 日記・エッセイ・コラム

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譲り葉

新しい葉が出来ると古い葉が自然と落ちて、若葉に譲ります。

世代交代に相応しい樹です。

縁起がよいので、お正月のお飾りに用いられます。


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今朝の富士山。寒々としています。

今日12月8日は、太平洋戦争開戦の日です。

もう70年経ったそうです。

私は勿論生まれていませんが、真珠湾攻撃のニュースを聞いた心ある日本人のこの日の衝撃は容易に想像出来ます。

一人殺したら、殺人なのに、沢山の人を殺したら英雄だなんて間違っています。

十年前に、ハワイオアフ島のパールハーバーの記念館を訪ねた時、

私の英語力が足りないからだと思いますけれども、展示が一方的に日本のことを悪く書いているような感じがしました。

太平洋戦争は、日本の無謀な真珠湾攻撃で始まって、アメリカが広島と長崎に原子爆弾を落として、赤ちゃんからお年寄りまで無差別に一般人を大量死させて、終わったと日本とアメリカの人が知るべきだと思います。

いえまだ終わっていません。原子爆弾の後遺症に苦しんでいる方々、原爆二世、三世も沢山いらっしゃいます。

第二次世界大戦でどれだけ多くの犠牲者が出たか、武器を用いて戦争をする人間がどんなに愚かな生物であるか、私たちは決して忘れてはいけないと思います。

アンネの日記。

ユダヤ人と言うだけで、ナチスから迫害された少女の日記。

聞けわだつみの声。

戦争で若くして命を落とされた人の書いた本です。

回転魚雷で亡くなった学徒出陣の学生が書いた文章を読むと失われた人生の重さに、彼らの夢や国を思う気持ちに胸が熱くなります。

私の父親も海軍の兵士で船乗りでした。

多くは語らない父でしたが、船で亡くなった方を水葬する話を教えてくれた時に、とても悲しそうな顔をしていたのを忘れることが出来ません。

戦争で身体をこずいた父は46才の若さで急逝してしまいました。

私は戦争は絶対に嫌です。