大きな口を開けた龍が、富士山に懸かっています。
一週間後の出番に備えています。
今日は私の父親の命日です。
私が13才、父が46才の今日
朝、開墾中のミカン畑への道路が傷んでいるのでみんなが通り易いようにと、一人で砂利道の修理に出掛けて、昼過ぎ車の脇に倒れているのを、たまたま通りかかった同級生に発見されて、夜、自宅の座敷で静かに息を引き取りました。
夥しい程の靴が上がり端に並んでいたこと。
普段は上品で落ち着いている祖母が、「おい、まあどうしよう」と取り乱して号泣していたこと。
冬休みに入っていた私が、母と朝いつものように、「行ってらっしゃい」と見送ったのが最後の会話だったこと。
45年経っても去年の出来事のように鮮明に浮かび上がって来ます。
脳卒中でした。
私も同じ病気ですが、周りの皆様に助けて頂いて生き伸びています。
同じ病気で亡くなった方々の分まで生命を大切にしたいと思っています。