夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

反面教師

2012-09-21 20:57:02 | 日記・エッセイ・コラム

0021

笠雲にラインが入っていますよ。

白い帽子を被った女生徒のように初々しくて柔らかな感じの秋の富士山です。

21

真っ赤に燃える大きな太陽。

021

暦が解るように、彼岸花が満開になりました。

  反面教師

先日大層元気な口の悪い75才の老人とリハビリで一緒になりました。

否応無しに彼女の罵詈雑言が耳に入って来ました。

私はみるみるうちに、身体のあちらこちらが具合が悪くなってしまいました。

空咳が続けて出て息苦しくなってしまいました。頭痛もして来ました。

手足が痺れて来ました。彼女が挨拶も無く立ち去ると正直ホッとしました。

別に私や周囲の患者さんやスタッフと何か揉め事があった訳ではありません。

自分の子供やお嫁さん、中国や韓国やロシアの悪口等を彼女なりの解釈で延々と口汚く罵っていました。

富士山麓の方言で、Гかっくらす。」「ぶっくらす。」と暴力を表す表現を盛んに口にしていました。

長男夫婦が新婚旅行で彼女の為に買って来た洋服をГ悔しいから目の前でぶっさばいてやった。」と本当にあったとは信じられない野蛮な行為を自慢していました。

私は理学療法士に「彼女の家のお嫁さんや息子さんに同情する。私だったらあんな言葉は一生使わないし、暴力行為なんて絶対にしないと思う。」と告げました。

反面教師はどこにでもいます。

あんまり強気で意地悪なことばかりしていると、必ず自分に仕返しが来ます。暴力行為には、暴力行為が待っています。

中国のデモに名を借りた暴動や略奪は、軽蔑視され、顰蹙を買っただけだと思います。

悪態をつくよりも優しい言葉を掛けて家族に愛され、尊敬される優しいお婆さんになった方が寂しく無くて心豊かな日々が送れると思います。

優しい言葉を掛けると優しい言葉が返って来ます!