富士山麓は今日は雨降り
紫露草の脇に鷹の羽ススキ 秋の準備をしています…
お寺に嫁いだ従姉妹
お寺に嫁いだ従姉妹と久しぶりに電話で話した。
もう21年になると言う。
本当に大変な年月だっただろうと思う。
良く頑張っていると感心する。
毎日が修行の連続だろうと想像はするが、実際の苦労は計り知れない。
彼女の明るさが、お寺に嫁いでも消えないのが頼もしい!
私よりも10才年下の従姉妹。
働き者の両親を持っているので、彼女もとても働き者。
私等とても想像がつかない労働時間と気苦労。
彼女には適しているとつくづく思う。
『私、このお寺の御本尊様に、選ばれて、此処に居るのだと思う』とサラッと言った!
素晴らしい!
実家の両親が元気で、長生きしてくれるのも仏様のお陰
兄嫁さんが農家の長男にお嫁に来てくれたお陰
言葉の一言、一言に日々の苦労がしのばれる。
話していて、涙が出てくる‥…
お寺の仏事は当たり前。
草取りや、草刈り、掃除等雑用も何でもこなす。
私も彼女も、実家の隣は、お寺。
脳性麻痺の娘を持った母方の祖父は、健常者の娘二人を寺の隣の家に嫁がせたのだ。
お陰様で私たちは、幼少より読経、線香の煙、墓場、葬式等に馴染んで成長した。
門前の小娘と言ったところか?
私も夫の父親に選ばれて、嫁になった。
幸せにします……と言う夫の言葉を信じて38年。
辛い日々もあったが、今は人も羨む幸せな日々!!
「 『苦あれば楽あり』だね……」と私の身体を案じてくれる。
頭の回転が早くて、話していてもとても楽しい。
こんな時代でも、檀家もとても増えて来ているとのこと。
身体に気を付けて無理をしないで、衆生の為に尽くして欲しいと願っています。