遺骨落とし物
遺骨落とし物203件
8割持ち主現れず 14~16年
2017年9月9日(土) 毎日新聞 夕刊より
人の遺骨が2016年までの3年間で、落とし物として全国の警察に計203件届けられ、
8割以上は落とし主が見つかっていないことが毎日新聞の調査で分かった。
引き取り手のない遺骨は、警察から依頼された寺院などで無縁仏として供養されている。
警察当局は、遺骨処理に困って家族らが捨てたケースが大半だと見ている。
死人花 幽霊花とも呼ばれる彼岸花
遺骨は必ずお持ち帰り下さい!
2016年8月3日 午後
義母の火葬が行われた東京のある火葬場、
収骨室の壁に貼ってあった貼り紙を見て愕然としたあの暑い日。
火葬場で車椅子を押してくれた女性職員に
Г東京は生きるのも、死ぬのも大変ですね…」とつぶやいた私…
こんな大きな貼り紙を、(神聖な場所だと思っていた)収骨室に貼らなければならない程
東京では、
故人の遺骨が不要、または引き取るのが迷惑な関係者や遺族が多いのだと、
そして実際に持ち帰らないで、棄てて行く人が多いのだと、
悲しくなったのがつい昨日のことのように思われます。
少なくとも火葬場に遺体を運んで来た人が、お骨を忘れる訳がありません。
訳有って、引き取りたくない。引き取れない。
故人とは縁を切って無縁になりたい関係者も多いのだと思いました……
例え生物学的には親子であっても、親に捨てられた子供は、
Г今更何??先に捨てたのは、あなたの方でしょう」と親の遺骨を放棄する………
因果応報…
火葬場だけでなく、駅のコインロッカーや図書館、サービスエリアのゴミ箱のそば等
に放置された遺骨もあった…(同じく毎日新聞の記事) とのこと…
小さな時に捨てられて本人の顔も見たことが無いのに、今更アナタの親だと言われても困る………
遺骨を持ち帰っては見たものの
帰りの高速道路の中でずーっと思案して、サービスエリアのゴミ箱のそばに捨てる……
最寄りの駅のコインロッカーに捨てる……
地獄の沙汰も金次第
Γ遺骨を埋葬する金がなかった」
遺骨を放置して逮捕された40代の男性の供述。
東京だけでなく、日本中生きるのも、死ぬのも大変な時代になりました………