夏椿の花
令和元年六月二十二日(土)
富士市郊外にて撮影
夏椿はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。
別名 シャラノキ
純白の花は、白い椿の花に似ています。
葉は、楕円形で形はツバキの葉に似ていますが、
ツバキのように肉厚で光沢のあるスベスベした葉ではありません。
秋には落葉します。
花は朝咲いて夕方には散ってしまう一日花です。
雨に濡れた畑の黒土に舞い降りた白い大輪の落花は、命の短さを教えてくれます。
命短し恋せよ乙女
幹は、ツルツルしていて、少し桃色がかった薄茶色で、色も雰囲気も百日紅の樹にソックリです。
夏椿のことをサルスベリと呼ぶ地方もあるようです。
夏椿の幹と枝葉
富士市郊外の鬱蒼とした雑木林の近くに一本植えられています。
夏椿の樹も優に電信柱以上の高さがあります。