夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

震度6強の地震から一年

2012-03-16 22:32:23 | 日記・エッセイ・コラム

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検査入院中に震度6強の地震に遭遇して、病院から夜中に自宅に戻った日から、丁度一年が経ちました。

身体中頭の先から、足の先まで、検査の線を貼り付けられて、ロボット状態だったのと、元々身体が不自由なので恐怖感は倍増しました。

入院した病院は、隣の市にあり、地震の震央でした。

震度6強と一口に言っても被害は大分違います。

私は、揺れよりも音が恐ろしかったです。

入院中の部屋で聞いたザーザーと言う前代未聞の音は、数千枚のカルテが棚から落ちた音。

ドスンドスンと言う音は酸素ボンベの倒れた音。

六畳位の狭い部屋で、ロッカーが動き出したのも部屋から出られなくなるのではと恐怖感を煽りました。

慌てて駆けつけて下さった院長先生に検査の道具を外して頂いて、家に一目散で逃げ帰りました。

途中は、いつもとはまるで違った街でした。

ガシャガシャとガラスの割れる音。

ドスンドスンとブロック塀や、何かの倒れる音。

瓦の割れる音は瀬戸物の割れる音

サイレンが鳴り響いて、消防車が走り回っていました。

人々が寝間着のままで、外に出ていました。

乳母車に赤ちゃんを乗せた家族などが、県立高校のグラウンドに沢山歩いて行きました。

忘れられない衝撃的な経験です。

今朝もまた震度3の地震がありました。

地震が収まってくれるように祈ります。

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今日セニアカーで散歩中日だまりで今年初めてスミレの花が咲いているのを見つけました!


春がやって来ました!

2012-03-15 21:24:41 | 日記・エッセイ・コラム

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満開の梅

メジロが何羽も花と遊んでいました。

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梅並木越しの富士山です。

近所の家と比較すると梅の木の大きさが判ると思います。

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夕陽を浴びて桃色に頬を染める富士山。

左側の白梅の大木はカメラマンのお気に入りの被写体です。

手前の遅咲きの梅はピンク色です。

これは我が家の裏側の風景です。

自分でも贅沢な景色の場所に住んでいると思ってますよ。

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梅園ではありません。

自宅から、セニアカーで15分程のお茶工場の入り口の梅並木です。

梅並木越しに富士山が見えるのですが、満開の梅で見えませんね。

今日散歩の途中で、今年初めて鶯の鳴き声を聞きました!

本格的な春がやって来ました!


春ののどかな散歩道

2012-03-14 20:55:34 | 日記・エッセイ・コラム

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風も無く、穏やかな陽気に誘われて、セニアカーで散歩しました。

先日の雛のメジロはこんなに大きくなっていますよ!

メジロの成長と安全を確認してから、方向を転換して紅梅の古樹のあるお宅に向かいました。

紅梅の後方は松の大樹。

キーという高い鳴き声に驚いて辺りを見回すと、野生の雉のつがいが仲良く餌を啄んでいました。

遠くに、散歩の犬がやって来たら危険を察したのか、驚く程の速さで二羽とも飛び立ちました。


五十代最後の誕生日

2012-03-13 21:28:35 | 日記・エッセイ・コラム

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頭を雲の上に出した富士山。12

頭を笠雲に被われている富士山。11

裾野まで真っ白な積雪の富士山。

麓の白梅が満開です。

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五十才になった途端に心臓の手術をしました。

色々なことがありました。

救急車にも何度お世話になったか、判らない程です。

皆様のお陰様で、今日五十代最後の誕生日を迎えることが出来ました。

学生時代の友人が手紙に、「私の二倍人生を生きているタンポポおばさん」と書いてくれました。

私も、平凡が大切だと思っているのですが、山あり谷ありの人生です。

還暦に向かって、今日から一歩一歩地道に歩んで生きましょう。


新しい季節

2012-03-12 21:24:46 | 日記・エッセイ・コラム

08蕗の薹の前に枯れ草。

春のスタートラインに立っているようです。

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久しぶりの富士山。

裾野まで真っ白。

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ヒマラヤユキノシタの花。

ヒマラヤと名前に入っているだけあって、寒さに強く、北側の日陰の山茶花の垣根の下という、過酷な状況の中で、我が家の路地植えの植物としては、春一番に咲き始めました。

お花は日当たりが良くて、暖かい所が好きと私達人間が思っているだけで、本当は、ヒマラヤユキノシタは寒い場所が好きなのかも知れません。


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頂上付近はまた積雪が増えているようです。

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手前の梅が満開です。

新しい季節が巡って来ます。