


卒業式が多くなる3月です。
企業には入社式はあっても退社式は聞いたことがない。
入社のスタートは同じでも、ゴールは別々なんだ。
社会に出るということは、「誰もが別々の道を歩む」ということだね☆
卒業式をテーマに、キャリアのヒントを書いていきます。

イメージショット「一橋大学・兼松講堂にて」
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
3月もがんばっていきましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
◆区切りをつけると、成長できることがある
卒業式は人生の区切りのひとつ。
区切る、ということは、「日常生活の境目をはっきりさせることで、幸せを感じる手段」でもあるらしいね。
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幸せになろうと思うあまり、人は慎重になりすぎる。これはよくみんなが犯す間違いだ。
人生はつねに、新しいもの、違うものに感動し、再活性化と再点検を続ける必要があるのだ。
たとえば、珍しいゲストを招いて食事をしたり、見ず知らずの人に元気よく声をかけて挨拶したり、午前か午後まるまる使って美術館で新作の展覧会を観たり、仕事をサボって知らないところへ行ったりする。そうすると、憂鬱な気分も消えている。
人生の永遠の目的のように、自分の快適空間をどんどん広げていけば、見ず知らずのものからも喜びが得られるチャンスがおのずと出てくる。
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エプスタイン/渡部昇一訳「今日から奇跡が起こる120の法則」知的生き方文庫から
成長するときには、いろいろなものから「卒業」しなきゃならないことがあります。
自分を変化させる「卒業式」を、ちょっと身近に演出してみてもいいよね。
この春休みに思い切って以前の自分から「卒業」し、区切りをつけると新しいチャンスが生まれてくるかもしれないからね☆
◆「卒業式」に欠かせない「芸術感覚の舞台」を演出してみよう。
さて「卒業式」にはそれらしい舞台が必要になります。
大学の場合、古めかしいガウンに身をつつんだ教授たちが舞台に座っていたり、大学の校歌や賛美歌(宗教系の大学など)や、学生オーケストラがブラームスの「大学祝典序曲」を演奏したり、応援団やチアリーディングのドリルがあったりします。
そんな「舞台装置」の演出があって、初めて卒業式を体感することもできるものです。
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人間がよりよく、より健全に育っていく土壌は色彩であり、光であり、音、響き、リズムであり、味や香りである。それらが入りまじっておりなす音楽であり、絵であり、工芸や料理などでもある。
そういう芸術にひたされながら、文字が生まれ、数が秘密をあかし、動物や植物のいとなみが感じられ、人間の行為の意味が理解されてくる。
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子安美知子「魂の発見ーシュタイナー学校の芸術教育」音楽之友社から
日常生活の中で、以前の自分を変えて「卒業」をしてみるとき
ささやかな式典の「舞台装置」を演出してみよう。
簡単にいえば、「自分へのごほうび」「自分への卒業証書授与式」を演出するんだ☆
きっと、何か幸せを感じる成長ができると思うよ☆
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3月もがんばりましょ、ではまたね☆☆
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