


卒業式が終わり、来月には入学式シーズンですね。
新入生も就活生も新しい気分でいきましょう。
クラーク博士(1826-86)の言葉を紹介するよ☆

イメージショット札幌時計台(画像:札幌市の公式観光サイトより)
http://www.welcome.city.sapporo.jp/
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
4月にむけてがんばっていきましょ。
★★★☆☆☆☆★★☆☆
◆諸君は紳士である!
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札幌農学校に到着したクラーク博士は、校長であった調所廣丈から校則の内容を聞かされると、たちまち大声で怒鳴った。
「こんなもので人物の教育ができますか!」
学生を束縛するような型通りの校則は、新しい日本人を教育するために一年間の約束で赴任したクラーク博士にとって、無用の長物どころか有害無益のものに見えた。だからクラーク博士はこういったのである。
「日本には吉田松陰先生のような立派な教育家がいたではないか。先生は、十四、五歳の少年に対しても、決してこれを子供扱いせず、その出入りに際しても丁寧な礼を交わしたというではないか。その精神が大切です」
「じゃあ、どういうふうに校則を変えましょうか」
と校長が聞くと、
「諸君は紳士である!その一言で十分でしょう」
と答えたのである。
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渡部昇一「人生を創る言葉」致知出版社2005年初版から
◆“Be gentleman.”
続けていきます。
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彼(クラーク)の信念は自律の教育観であった。彼は生徒たちの良心ある行動を信じた。他から命じられて何かをする。あるいは他から強制されて正しい行動をするようでは独立した人格たりえないとした。
自らの良心に従い、自発的に責任ある行動をとるようでなくては「近代人」とはいえない。
クラークの発言は、生徒たちを感動させた。彼らも全幅の信頼を寄せるクラークに応えていこうと決心したのだ。
※※※※※※
李登輝「「武士道」解題」小学館2003年初版から
クラーク博士というと
“Boys, be ambitious.”
の言葉が有名なのですが
最も学生に影響を与えた言葉は
“Be gentleman.”
ということですね。
◆◆期待されれば、自信が出て前に進めるものだ◆◆
就活を応援する側の心がけとしても
“Be gentleman.”
それぞれの活動に期待してますね☆
2013.3.24桜満開~tarebon
ではまた。
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4月に向けてがんばっていきましょ。
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