


~最終面接で落とされた女子学生~
旧ブログに書いたと思うのですが
新しい読者も増えたので書いておこう。
ちょうど今頃の季節にキャリアセンターを訪れてきた学生の思い出だよ。
思いっきり泣くことだってあるさ。
★★★定期更新は★★★
原則週2回(水・日)+増刊で予定です。
GW目前
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◆カウンター越しの相談から
キャリアセンターをよく利用して、めざす企業を熱心に調べていた学生がいました。
その企業の書類選考に通過して、一次や二次の面接も通過して
「いまはこういう状況なんです」
ということを定期的に報告してくれるマメな子でした。
最終面接が終わった頃、キャリアセンターにやってきたその子は
最初はカウンター越しに普通の雑談をしていました。
・・・・・・
しばらくすると、突然ぽたぽた涙を流しだして
その涙が、向かい合ったカウンターに出していたtarebonの手の甲に落ちてきて
涙の体温が伝わってきました。
◆最終面接で落ちちゃった
キャリアセンターの女子職員さんの配慮で、彼女を個室の相談フロアに案内し
tarebonが聞き役になってずっと話を聞くことになりました。
・・・・・・
あれだけ一生懸命になってその企業を調べたのに、
先輩たちが残してくれた面接レポートを読んで対策をしっかりやったのに、
なんで最終面接まで行ったのに落ちちゃったんだろう。
そのことを誰かに聞いてもらいたい。
泣きたい。
・・・・・・
そういうことでずっと話を聞きました。
この季節になると、思い出す彼女の涙の「体温が手の甲に伝わった感触」です。
たぶん一生忘れません。
◆魯迅の小説から
昔読んだ魯迅の作品で、tarebonが思い出した話があるんだ。
あるとき、魯迅の本を買いに来た青年が本代のお金を魯迅に手渡した。
魯迅の手には、青年が握り締めていた本代のお金のぬくもりが残っていた。
そのぬくもりを私はずっと忘れない、という話。
(作品名は忘れました><)
tarebonの手の甲に伝わった、女子学生の涙の体温の感触は
今でもずっと忘れません。
2013年の今年も、ホントに人前で涙を流すかどうかは別にして
「悔しくて、悲しい思い」をする就活生もいるでしょう。
とにかく忘れません。
そういう思いをする体験があることをね。
就活で、何か役に立てるヒントを書きつづるtarebonの原点の一つの話です。
今日はそんなところで。じゃあまたね。
2013.4.24 ~連休目前~tarebon
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5月にむけてがんばりましょ。
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