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■ハロウィンのお化けが教える就活ヒント■ケクレとベンゼンの輪

2014-10-30 23:15:55 | 日記
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ハッピーハロウィン



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ハロウィンの更新なので
少し不思議な“お化け”就活のヒントをどうぞ。




★★★定期更新は★★★

原則週2回(木・日)+増刊で予定です。

(10月から更新日が変わりました)

★★★☆☆☆☆★★☆☆


■化学の授業が、運命の分かれ道


秋は勉強の秋。

ハロウインのお化けならぬ、バケ学(化学)を学んだ学生の話だ。



※※※※※※

ドイツの科学者フリードリッヒ・アウグスト・ケクレ(1826-1898)はベンゼンの構造式を定め、有機化学構造論の基礎を確立した人物である。彼の最初の夢は建築家になることだった。そのため、ケクレは大学で最初に建築学を専攻したのである。



1847年、21歳のケクレは、一学期間だけ建築学を学んだあとで、気まぐれに化学の授業をとってみた。この気まぐれが彼にとって運命の分かれ道となった。



子どものころからの夢もかすむほど、化学に非常な興味をもってしまうのである。ケクレはあっさりと建築学を捨てて、方向転換をしてしまうのである。



化学の研究には、彼がそれまで学んでいた建築学も役に立った。ケクレにとっては図を描いたり、立体モデルをつくるのはお手のものだった。これが炭素原子とその化合物の構造理論の研究過程で、たいへん役にたったのだ。

※※※※※※
秋山眞人「実際に起きた驚異の偶然の一致」二見文庫(1994年初版)から



学生時代に、その後の人生を方向づける出来事があったりします。


中にはケクレのように
「バケ学(化学)」というハロウィンの「お化け」に出会って人生が変わることもあります。

不思議な体験、出会いというのもあるものだね。


ケクレの話、まだ続きますよ。



■夢に出てきたベンゼンの構造式


前掲書は古い本なのでダイジェストで紹介しますね。

※※※※※※

ベンゼンは各種の有機化合物の合成原料として、われわれの生活に欠かすことのできない透明な揮発性の液体である。ケクレはこの物質の構造式を解明することに、長いあいだ熱心に取り組んでいた。


ある日、ケクレは眠りながら夢を見ていた。


ケクレの目の前で、炭素原子が入り乱れて踊っていたのである。炭素原子たちは蛇のようにねじくれたり、ひっくりかえっていたが、そのうちに炭素原子蛇の一匹が、自分のしっぽをかんで輪になると、ケクレの前でクルクルと回転しはじめた。

「これだ!」

それは、まさにケクレが必要としていたベンゼンの構造式そのものだった。


跳び起きたケクレは机に向かい、それから夜明けまでかかって結果をまとめあげたのである。

※※※※※※
(前掲書から)


“夢”というのは、いろいろな意味で職業選択のヒントになるものです。



ハロウィンのお化けの季節


研ぎ澄まされた直感、本能的な判断というのも大切にしてみると
意外なところから道が開けることもあると思ってます。



ハッピーハロウィン。
またね。



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2014.10.30




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