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ミス東洋英和「女子アナ内定取消」の往復書簡から。職歴の過去と未来。

2014-11-23 20:10:50 | 日記
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日本テレビの内定取り消しを無効として裁判に訴えたミス東洋英和の笹崎里菜さん。

(まとめNAVER)

※※※※※※※※※

現時点では、貴社でアナウンサーとして働かせていただきたいという情熱はより強くなっており、アドバイスいただきました、私から内定を辞退するという選択肢はどうしても選べないという心境です。

(中略)

内定をいただいた時点から、他社への就職活動を控えるようにとのお約束を守っておりましたので、今の段階では、もはや新たに就職先を探すということも現実的には難しい状況です。


以上申し上げました、正直な私の考えをお汲み取りいただき、来年から日本テレビアナウンサーとして仕事をさせていただきたくお願い申し上げます。

※※※※※※※※※
週刊現代2014.11.17発売「ミス東洋英和VS日本テレビ「往復書簡」を公開する」から


彼女が日本テレビ人事部に送った手紙の一節です。

今日はそこから。

★★★定期更新は★★★

原則週2回(木・日)+増刊で予定です。
11月もどんどんいきます。

★★★☆☆☆☆★★☆☆


■企業人事の「本音と建前」


日本テレビや読売新聞では一切報じない(2014.11.23現在)笹崎里菜さんのニュース。
他社はどんどん報道しています。


※※※※※※※※※

アルバイトを理由に内定を取り消されたとして、大学4年生の女子大生(22)が、日本テレビを提訴した。就職に「OK」「NG」のラインはどこにあるのか。


学生時代のアルバイトとして人事が考える「OK」「NG」の境界線はどこにあるのか。

複数の専門家によると、男女ともに席に着き飲食することが前提の接客業は敬遠されることが多い。一方、ミニスカートや水着などを着ることが多く、異性の目にさらされることが多い仕事でも、レースクイーンやコンパニオンなどは不問のようだ。


ハナマルキャリア総合研究所の上田晶美代表によれば、「企業が水商売に抱く『悪いイメージ』の中身は、昼夜逆転しやすく生活が乱れる、身なりが派手になる、金銭感覚が狂ってしまう、といったものです」


東洋大学の小島貴子准教授は、あらゆる履歴がネット上に残る昨今、SNSをチェックするなど企業の目が厳しくなっていると指摘する。

「特に内定が出る前後の時期は、気を引き締めたほうがよいタイミングかもしれません」


※※※※※※※※※
AERA2014.12.1号から


ホステスのアルバイト歴が問題となって日本テレビの女子アナ内定取り消し騒動に巻き込まれた彼女です。

笹崎里菜さん



■過去の履歴を考える


過去の履歴ということで、考えるヒントをどうぞ。


※※※※※※※※※

過去というものは、手直しも、書き直しもやり直しも、修正できない。それがわれわれの過去であるわけです。

だから、ともすれば「そんな過去に恋々としてこだわるよりか、現在から未来に向かってチャレンジしていこう」と考えます。これはもう、誰が聞いても当然であるわけです。


しかし、どっこい世間は違います。過去で評価されるわけです。

「あの会社」「あの店」「あの人間」という時には、これからの将来へのチャレンジの意欲は買ってくれません。過去のことで評価されます。


われわれには、きのう、きょう、あす、過去、現在、未来とありますけれども、そのように、過去というのは非常に重要なものです。これからみなさんは、一刻一刻が過去になっていくわけです。

その過去の実績の一枚一枚が珠玉のような黄金の過去であることが大事ではなかろうかと思います。

※※※※※※※※※
後藤清一「全力投球の日々を」~松下政経塾講話録より PHP文庫 1987年から



“世間は人を「過去」(経歴)で評価する”という現実の要素は無視できないわけです。

そういう現実社会のリアリズムがあるということは知っておこう。






■過去の評価は、しかし“絶対的”ではない。


過去の職歴(アルバイト歴)が就活でどのように判断されるのかという問題は

笹崎里菜さんと日本テレビの裁判結果がひとつの判例になってきますので

今後の動向に注目していきたいと思います。




しかし、ここで必要以上に過去の履歴(学歴を含めて)にとらわれすぎて
就職で萎縮してしまうのも良くないなぁと思うのです。


人間はいつでも“成長する可能性”があるわけだ。

つまり過去の評価を努力で変えていける存在でもあります。



※※※※※※※※※

日本の場合、個々人の競争はあっても、それはある一定のところまでにすぎない。能力を競い合って切磋琢磨するのはここまで、とだいたい決まっている。

その後、彼らが本当の出世コースに乗り始めた途端に、もう競争はなくなってしまうのだ。何の競争もなく、何の危機感もないところに、本当の能力を発揮する人が生まれるはずがない。エリートコースに乗った人たちが増えれば増えるほど、組織は停滞してしまうのである。

※※※※※※※※※
渡部昇一「自分の壁を破る人破れない人」三笠書房 2002年から



たとえ過去がどうであれ、そこから心機一転してチャレンジして飛躍し、大活躍をする人がいます。
そして、むしろそういう人が活躍できるチャンスを、会社はどんどん与えて欲しい。

tarebonもそう願う一人です。



笹崎里菜さん






勤労感謝の日に

またね。


2014.11.23


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