


今年成人式を迎えた大学生には
阪神大震災の記憶がありません。
「自分達が生まれたときに、世の中で何があったのだろうか」
そういう自分史の最初の一ページを紐解いて
自分の存在を考えてみることも大切なことだと思うよ。
20年前の1月17日の出来事について
tarebonが体験し、記憶している事柄を書いておきますね。

(画像:Wikipediaより転載)
★★★定期更新は★★★
原則週2回(木・日)+増刊で予定です。
2015年スタート
★★★☆☆☆☆★★☆☆
■三重県で体験した阪神大震災の揺れ
1995年1月17日の午前5時46分。
当時住んでいた三重県鈴鹿市の
新築のアパート(S造)の2階で寝ている時に強い揺れを感じました。
月曜日の早朝で、まだ外は真っ暗でした。
強い衝撃で揺れが始まって
「もしかしたら、このまま壁や天井が崩れて壊れてしまうんじゃないかな?」
という怖さを感じました。
神戸から遠く離れ、紀伊半島を超えた場所の鈴鹿市でも
強い衝撃を感じた地震です。
■固定電話がつながらない
とにかくその日も
津市内の勤務先へ出勤し、8時40分の朝礼に出ました。
普段であればその時間帯には
休み明けということで
得意先からの電話が事務所に絶え間なく鳴り響くはずでしたが
その日はまったく電話が鳴らず
こちらから得意先に電話しようとしても回線が混雑して
(全国から被災地へ安否確認が殺到し、その影響で電話回線が一時不通になっていた)
不気味なほど静かな時間が過ぎていきました。
1995年1月17日にはそういう記憶があります。
■語り継ぐ日
実は1月17日はtarebonの誕生日でもあります。
その自分の誕生日に、まさか大震災が発生し
6000名以上の人たちが亡くなってしまったのだという記憶は
1995年以降
毎年「絶対に消えない記憶」になっています。
自分が生きている限り、毎年の誕生日を迎えるたびに
阪神大震災の記憶を語り継ぐ責任があるということで
書かせていただきました。
20年目の今年。
2015.1.15
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