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・・面接官の上着の袖口を観察してみよう・・
今年の就活は真夏にピークを迎えます。
もし面接官の上着の袖口から
ワイシャツの袖が見えなければ
その面接官は“半袖シャツ”に上着を着用しているわけです。
そういう面接官がいたならば
少なくともその面接官は
“仕事能力に問題あり”と推理しておくこともベター。
そんな夏の
暑い話題からどうぞ
★★★定期更新は★★★
原則週１回（土）＋増刊で予定です。
初夏まっしぐら
★★★☆☆☆☆★★☆☆
■■■出勤するＮＨＫニュースキャスターの半袖姿■■
数年前、夏の猛暑を取り上げたＮＨＫの番組で見たシーン。
夏の昼下がり、夜の番組に出演するＮＨＫニュースキャスターが
炎天下のオフィス街を出勤してくるという場面がありました。
そのニュースキャスターは半袖姿に上着を抱えて
汗をかきながら“今日も暑いですね”というような感想を述べていました。
何でもないシーンでしたが
そのニュースキャスターはつまり
半袖の上に上着を着て
ニュース番組に出演していたということがわかりました。
■■■視聴者に見えてなければ、ごまかせるのか■■■
たしかにニュース番組の放送中、そのＮＨＫのキャスターは
上半身しか映っていなかったので
半袖の上に上着を着ていても
そのことが視聴者には分からないので
違和感はないでしょう。
しかし
一般的なドレスコードでは
半袖シャツにスーツの上着を着ることはマナー違反とされていて
大手企業などでは時に厳しく注意されたりもします。
物事の観察力を鋭くして
すこし考えてみると
そのニュースキャスターには
「視聴者に見えなければ、（どんなマナー違反でも）うまくごまかせる」
という日常的な態度があったのかもしれません。
■■■■面接官と会社の話■■■■
ある就活本に
１９７０年代の就職活動のエピソードが紹介されていました。
・・・
ある有名な会社の面接を受けたとき
その面接官が白い靴下をはいていることに気がついた。
普通、スーツに白い靴下は履かないもので
それは明らかにマナー違反である。
つまりその面接官は学生相手に
だらしない格好をして平気だった。
そういう面接官がいる会社だとしたら
実はその会社もいいかげんなのだろう、と感じていた。
数年後、その会社は経営破綻した。
けっして潰れることがないと思っていた
有名な会社※であった。
・・・
※１９７０年代に１０大総合商社の１社として有名だった安宅産業の話
■■降板したニュースキャスター■■■■■
最初の話にもどります。
夏場に半袖シャツに上着を着てニュース番組に出演していた
そのニュースキャスターは
その後、番組を降板することになり
最近はテレビで見かけなくなりました。
半袖シャツのことは
番組の降板とは全く無関係の出来事でしょうが
些細な出来事、小さい部分に
物事の前兆現象があると考えるならば
安宅産業の面接官が履いていた白い靴下のように
面接官でもニュースキャスターでも
その会社を代表するような人物の姿をよく観察することで
その会社の近未来も予測できることもあるようです。
就活の暑い夏を迎えて
応援、応援！
夏のサービスショット
ではまたね。
2015.7.18
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