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教員の影響力~学生は立場が弱い~就活準備の10月。

2015-10-10 22:26:36 | 日記
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法科大学院の元教授による司法試験問題の漏洩事件(前々回の記事参照ください)
が起こってから、ちょっと気になっていたテーマがあります。


学生は立場が弱いんだ。

そのテーマでいきます。


★★★定期更新は★★★

原則週1回(土)+増刊で予定です。
秋にむかってまっしぐら

★★★☆☆☆☆★★☆☆



■■■教師と学生は対等ではない■■■


※※※※※※

煽動家は教室の演壇に立つべき人ではない、と教師を戒めたのは、マックス・ウェーバーだ。自分の政治的見解を学生に押しつけようとするのは<教師として無責任きわまることだ>と語っている。『職業としての学問』(岩波文庫)から引いた。


むろん、彼は、教師が政治的発言をするなとは言っていない。集会での意見表明も容認する。ただ、教室において教師と学生は対等ではない。学生は課程を修了するには欠席できず、異論があっても批判しにくい。だからこそ、学生に<自分の党派的意見にとって都合のわるい事実>なども承認するよう教えることが、有能な教師の任務の第一と言う。


(中略)

ウェーバーが没してから今年で95年。教師に、<自己抑制>の大切さを説くその言葉は今も色あせていない。

※※※※※※
読売新聞 編集手帳(2015.10.5)から抜粋



「教室において教師と学生は対等ではない。学生は課程を修了するには欠席できず、異論があっても批判しにくい。」

という部分を読んだとき、教師と学生との関係性、とりわけ大学教員の持つ“学生への影響力”について注意しなければいけないと思ったのです。




■■■力は責任を伴う~ドラッカーの言葉■■■



※※※※※※

組織の中には、企業よりもはるかに大きな力をもつものがある。歴史上、今日の大学ほど強大な力を与えられたものはない。入学や卒業を拒否する権限は、ひとりの人間が仕事や機会を得ることを不可能にする。


力は責任を伴う。


組織は、従業員、環境、顧客、その他何者に対してであれ、自らが与える影響について間違いなく責任がある。これが組織の社会的責任の原則である。

※※※※※※
ドラッカー/上田惇生 編訳「プロフェッショナルの条件」ダイヤモンド社より



「(大学が)入学や卒業を拒否する権限は、ひとりの人間が仕事や機会を得ることを不可能にする」



学生と接する立場にある人たちには
(大学教員はもちろん、企業の採用担当者、キャリアカウンセラーなども)
自らが与える影響について間違いなく責任があるということです。


・・・・・・・・・・・・・・・・


司法試験問題漏洩事件の女子学生は
刑事責任は問われませんでしたが

5年間の司法試験・予備試験の受験禁止という処分です。



重苦しい事件を教訓に
教職員も学生も、職業選択の第一歩を真摯に歩んでいこう。




★たゆまぬ努力で夢を目指そう★

またね。


2015.10.10



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