(今回の女子力イメージ:きっちり!)
※画像はhttp://akb48gazou.com/から
こんにちは
今週から、いろんな仕事を具体的にイメージできるような
テーマにしたいと思ってます。
硬い仕事ということで国家公務員からスタート★
■霞が関ルール
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「官僚1年生」には、法令協議や作業依頼のメールが一日に100通以上配信されます。
締切内に、局内の意見をまとめて提出しなければなりません。
締切時刻が過ぎると、意見がないものとして扱うのが霞が関のルールです。
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久保田崇「官僚に学ぶ仕事術」マイコミ新書2011.5から
こういうハードな環境で鍛えられているので、優秀な国家公務員の第一歩は「事務処理のエキスパート」に育っていきます。
“霞が関のルール”はどの仕事にも共通するので
就職活動でも今から意識しておくのがいいと思うよ。
就職活動でも締切りは必ず守ろう。
応募期限、必要な書類の提出期限などです。
■門戸が広がる?院卒者試験、経験者採用試験
官僚の話に関連するので、国家公務員試験の新しい動きを書いておきますね。
人事院では今年の4月に“新たな採用試験の具体的な内容”を発表しています。
(詳細は各自で確認してみてください)
主なポイントは
・従来の1種、2種、3種の試験は廃止する
・総合職試験と一般職試験に再編し、総合職試験に院卒者試験を創設
・専門職試験および経験者採用試験を創設
こういうリサーチから逆算して
それぞれ必要な試験をクリアできる勉強スケジュールを計画してみてもいいよね。
スケジュールは“締め切り”を設定して
“霞が関ルール”で具体的にこなしていこう。
★★“仕事のエキスパート”をめざそう★★
前回までのテーマはOB訪問に関係した
コミュニケーションでした。
そういうときにうるさく言われる時間厳守のマナー。
「時間を守るのが社会人のマナー」といわれていますが
「マナーだから守れ」といわれても、それで納得は難しいよね。
そこでこういう言い換えてみよう。
「仕事のできる人は時間を守る傾向が高い」
「“仕事のできる人が多くいる会社”が一流企業であるならば」
「そういう企業を目指そうとするのなら時間は守るものだよね」
次回イメージ
※画像はhttp://akb48gazou.com/から
★★
では今週もよろしくお願いしますね。
その日の取引金額をチェックして、もし1円でも違いがあったらそれを徹底的に追求していきます。
たとえ行員の残業代のほうが高くついても、一円の金額違いをその日のうちにチェックするような仕事があります。
締切厳守は「時間を守ること」。そのつぎに来る仕事は「信用を守ること」。
特に金融機関では「お金を扱う立場なので、目に見えない信用を作り上げることが大切」
「信用創造」というキーワードがあるんだよね。
一円違っても信用問題になるという意味で、お財布の中の一円玉は大切に扱っていこう★
時間厳守というのは学生も社会人もマナーの範疇なんですが、「時間厳守派」のほうが仕事能力は高いようです。
時間管理は仕事能力。
提出物の期限に遅れる人は、なんだか仕事能力が・・・という風にみなされるですよ。
心当たりのある学生さんは気をつけましょ。
夏休み明けると、そういう学生さんが急に多くなるよね。