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父から学んだこと〜教育と芸術と信念

2025-01-17 11:17:51 | 日記

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◆美術の先生から校長に

 

個人的な話で申し訳ありません。

昨日、父が亡くなりました。享年90歳です。

 

父は中学校の美術教師から教育委員会指導主事を経て、最後は校長を歴任して退職しました。

 

美術や音楽という芸術科目の教師から管理職になることは珍しいので、おそらく父には専門科目を超えた管理職の力量があったのだろうと思います。

 

当ブログ管理人は教職には進みませんでしたが、父の影響を受けた部分がありますので雑記として皆さんのキャリアの参考になることを書いてみますね。

 

◆仕事と適性は、やってみないとわからない。

 

父は学生時代にイラストレーターを志望していました。アーティスティックな世界で活躍したいという人は今でもたくさんいますし、またそれは大変難しいことです。

 

現実的な就活で「美術科の教師」にならざるをえませんでした。(美大や音大の学生さんならリアルな話だよね)

 

皆さんが学校で習った美術や音楽の先生の大半は「本当は美術や音楽の世界でアーティストになりたかった」という人だと思うんです。

 

それで「教える」という教師の仕事より、美術や音楽の世界に閉じこもって終わる先生も多いでしょう。

 

父が教育委員会指導主事になり、校長になった背景には「美術教師を超えた管理職の適性」が備わっていたのだろうと思います。

 

 

◆管理職の使命

 

学校の校長という職業は、自分の専門科目を超えて生徒や教員を束ね、世の中に役立つ人材を育てる学校を運営します。かなり激務です。

 

過労で倒れたことも何度かあり、家族はひやひやしました。

 

問題のある生徒や教員、いろんな政治的主張をする外部の組織、複雑な地域社会と接触する時、父が心がけていたことは

「美しいものに感動する感性を育てよう」

「美術でも音楽でも学問でも、好きになって学び続けようと思うポイントは感性なのだ」

「人は好きなことを見つけられたら、そこからどんどん成長するものだ」

「自分は、みんなの感性を刺激して、誰でも好きなことを自分で見つけられる場所(学校)を管理することが天職なのだと分かったので校長をしている」

 

ということでした。

 

◆埃を取り去ろう

 

実家の父の書斎に、ミケランジェロの美術全集があります。小さいときに何度か見た記憶がありますが、そこに印刷されていたミケランジェロの作品は「どれも薄暗い」のです。

 

1990年代にミケランジェロの作品修復(システィーナ礼拝堂の天井画)が行われるまでミケランジェロは独特の薄暗さが作品の特徴だとされていました。

 

修復作業の結果分かったことは

「長い間に汚れが溜まって薄暗くなっていた」

 

ミケランジェロの作品は

本当は色彩豊かな美しいものだった!

今まで見ていた薄暗いものは

ただの汚れだった!

 

ということです。

 

※興味のある人は

ミケランジェロの天井画の修復前後の様子を調べてみてね。

 

◆霊言?

 

夢のなかに父が出てメッセージを伝えてきました。

信じるか信じないかは読者にお任せします。

 

「ミケランジェロの天井画が修復されて元通りになったように、今の世の中は修復して元通りにしなきゃいけないものがたくさんあります。元は綺麗だったものが汚れて見えてるわけだね」

 

「美術もそうだけど、いろんな学問、思想や社会常識も、今は長年の汚れが溜まったまま見ているかも知れないよ。これからの時代はルネサンス精神で、昔の見方、考え方を修復したほうがいいね」

 

◆物事に悩んだら「壺中の天」

 

父の得意技は「壺中の天」

 

いろんなストレス、仕事や生活の悩みに直面したときに、自分だけの安らぐ世界を持つといいと言ってました。

父は美術家らしく、絵画や彫刻、陶芸にはじまり、アマチュア無線、ヨット、フェンシング、猟銃など多方面の趣味があり、こうした自分だけの世界を「壺中の天」として持っていたのでストレスを分散できていたようです。

 

当ブログ管理人も父には及ばないものの

「壺中の天」を受け継いで

いろんな分野に興味をもつようにしています。

(多趣味ということね)

 

長くなりましたが

父の人生が皆様の参考になれば幸いです。

合掌

2025.1.17

 

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〜今年は月1回+増刊で更新が目標〜
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今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年

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