今日は日曜日、何の予定もない。そうなると、オソマツ君の場合は何処かウキウキして、体まで軽くなる。
毎日が日曜日のような生活をしていてことさら日曜日を喜ぶなんて言うのはよほどの怠け者か、ルーズな性格なのだろう。
こういう時、早速予定を立て、予定通りの1日を終わると充実感を感じる人こそ、
人格が完成していると云えるのだろう。そうだとするとオソマツ君はその正反対の性格だということになる。
それを否定するつもりはない。昼食を終わり、急に思いついて前から気にしていた台風20号の被害に遭った田圃の稲の様子を見に出かけた。
昨日も晴天だったし、今日は下り坂で、夜には東海地方は雨と云う予報も出ていたので。
遅くとも今日の午前中には刈取りを済まされたろうと云う予想をたてて、宝くじの当選番号を見る時のようにワクワクしながら3階へ出向きそこの出窓から下を見た。
刈取りが終わっていた。僕は嬉しくて手を叩きながら見ていた。
コンバインのワダチもしっかりと残っていて新しい。刈取りは今日の午前中だったかもしれない。
もう、この田圃のお百姓さんがご病気と云う心配もなくなった。
収穫としては、滑り込みセーフだったろうと思われる。
自分で勝手に心配事をつくり、ソレガハズレテ大喜びしている自分が恥ずかしい。曰く「これぞ純粋なる暇人」
気持ちが晴れ晴れして、午後は読書にしようとおもっている。
本は、途中まで読んで、まだ沢山読み残しがある。
「それでも日本人は「戦争」を選んだ」加藤陽子著(新潮文庫;税別750円)である。
この本の著者の授業風景はこのブログで以前に取り上げた記憶がある東大の先生である。(T)
小春日和の農作業 さんぽみちで