現職の頃、希望する生徒を引率して12月24日出発で信州へスキーに出かけていた。
信州も標高が高い所へ入れば雪の心配はなかったが、初心者が多く、急斜面では、転倒続出で練習にもならない、
緩斜面を選ぶと雪が心配で中止になる。1月下旬になれば、緩斜面でも雪の心配はなかったが、授業がある。
こんな訳で毎年ハラハラしたものだった。そのうえ12月初旬の寒波でこの辺でも雪が降ったりして「今年は大丈夫だ」と生徒たちが喜んだりしても信州では降雪がなくスキー訓練は中止となる年もあった。
交通手段は名鉄観光バスを使っていたので、現地の雪の状態やリフトの運行状態などを、バス会社が詳しく教えてくれたものだ。
つまり、12月初旬、ここ愛知県北部はよく雪が降ったものだ。「地球温暖化」かどうかは知らないが、近年今時分雪は降らなくなったと思う。
最も、ここの理学療法士の方々は「雪はごめんだ!」と力を入れて云っている。車のタイヤがスノーになっていないので、雪の日の朝は早く起きてタイヤの交換をしなければならないという。
何ということだ、僕等は12月に入れば皆がスノータイヤにしていたものだ。僕なんかスノー&スパイクに履き替え12月になれば何時雪が降ってもOKにしていたものだ。
思えば、もうスキーもできなくなった。一応これでも生徒を引率していたころはスキーも教えていた。当時はスキーの教え方にドイツ型とスエーデン型があってワイワイいっていたものだ、あの論争もその後どうなったか知らない。(T)
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