鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第538回】 お客様の来場数UPに必要な要素とは?

2012年06月21日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、私に経営のイロハを教えて下さった、
私の恩師とも言える社長様が経営するクライアントにお伺いしておりました。

企業経営する上で、ベースとなる理念の浸透が組織にとっていかに大切か?
働く目的や目指さなくてはいけないことを明確にし、
全社員に浸透させることがいかに重要か?

そして、会社の理念がお客様に共感していただけたとき、
その理念がそのままセールスにも転用できることなど
コンサルタントになりたての頃、こうしたことを私に教えて下さった会社さんです。

ご縁を頂戴するようになってから、いくつかのご提言をさせていただきましたが、
それらの大半を翌月にはやり切っておられます。
毎月、私が勉強させてもらいにお伺いしているような感覚です。

そんな中、このクライアントでは、イベントの情報発信に関して、
ある改革をした結果、お客様のご来場数が非常に上がりました。
しかも、お客様のご来場も土日に集中するのではなく、
平日にもバラけて来ていただけるようになってきた、とのことです。

おかげで、初回接客でしっかりとした対応が出来なくなることも減少し、
「非常に良くなっています」とのご報告を頂戴しておりました。

また、別のクライアントでは、同じ改革をしたところ、お客様の来場数が3倍近くになりました。

こんなことをブログや講演などで発表すると、すぐに

「どんなことをやったのですか?」
「チラシですか?WEBですか?フリーペーパーですか?」

などと、すぐに手法論の話をされる方もいるのですが、
結論から言えば、同じことをやっても効果が出ない会社と効果がしっかりと出る会社に分かれます。

発信の仕方だけを変えただけでは、お客様のご来場数にさほど大きな差は生まれません。

「どんな内容の情報をどういう形で発信するか?」ということ以前に、
もっと大切なポイントがあるのです。

そのポイントを押さえることが出来ている会社さんが、この取組をされれば、
ご来場数は確実に上がります。

そのポイントとは、商売を継続していく上で、最も大切な本質的な部分です。

そこを理解せず、チラシやイベントの内容、粗品などにどれだけ知恵を絞っても
効果は全くと言っていいほど出ないのです。

そのポイントとは、一体何なのでしょう?
クライアントの皆様、それから勉強会のメンバーの皆様は、分かりますよね?
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