鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第545回】 組織で働くということ

2012年06月28日 | 住宅コンサルタントとして
仕事をする上で大切なことはたくさんあります。

挨拶をきちんとする。
身の回り、事務所内、車の中、現場をキレイにする。
清潔感のある服装をする。
正しくて丁寧な言葉遣いをする。
結果を出す。

数え上げれば、キリがありません。

そして上記以外に、最近、とても大切だと思っていることがあります。

仕事は自分ひとりでは出来ません。
新築、リフォーム、建築資材販売、不動産といった、住宅関連の業界では、
スタッフ同士が力を出し合い、協力し合わなくては、良い仕事は出来ません。

お客様が商品やサービスに対して求めるレベルは、年々上がっています。
そして競合するライバル企業の力も年々上がっているのです。

そんな中、同じ会社で働く仲間同士が助け合い、ひとつになって取り組まなくてはならないのに、
セクショナリズムが横行し、会社の中がギスギスするようなことは、あってはならないのです。
(お客様に喜んでいただくことが最優先であるはずです)

ですからスタッフ同士、立場は異なりますし、主張は異なるかもしれませんが、
お互い協力して、お客様に貢献していく、という基本的な考え方は持たなくてはならないはずです。

そして、スタッフ同士が気持ちよく働くために、
社員一人ひとりが心がけなくてはならないことがあると思います。
要するに、場を乱さないとか、働く仲間を不快にさせるような言動は慎むべき、ということです。

反対意見を言う際も、子どもじゃないわけですから、
感情剥き出しにしたり、態度に出したりして、場の空気を悪くするようなことは避けるべきなのです。

自分の機嫌が悪い時に、態度に出てしまう
(電話を切るときとかに、モロに態度に出る人っていますよね・・・)。
朝、弱いのか、朝機嫌が悪く、周囲の方に気を遣わせてしまう。
自分の意見が通らないと、不機嫌な表情になる。

子どもじゃないんですから、こうしたことをしてはいけません。
少なくとも、こうした態度の方は、お給料をもらう資格は無いと思います。

しかしながら、こうしたことを教育を受けて来ていないために、理解出来ていない方もいると思います。

そういうときには、すぐにその場で指導することが大切です。
それでも基本的な態度が変わらず、
周囲の仲間やお客様に対して不快な言動を取り続けるのであれば、
組織で働くことがふさわしくない、ということをハッキリと言うべきです。

お仕事をし、お給料をいただくということは、プロであるということです。
プロですから、それにふさわしい行動、態度、礼儀マナーを守るべきなのです。

皆さんは、プロとしてふさわしい立ち振る舞いが出来ていますか?
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