鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第527回】 基本に忠実だと、必ず成果が出る

2012年06月10日 | 営業マンとして
昨日はとあるエリアの住宅会社のクライアントの現場見学会に参加していました。

このクライアントの経営者は、私よりも年下で、まだまだ成長される可能性を秘めています。

もともとは、会員制勉強会のメンバーだったのですが、
直接お付き合いをさせていただくことになった先です。

ご縁はとても長く、もう5年になります。

ご縁を頂戴する以前から、現場見学会をされていましたが、
当初は見学会を開催し、来場されるお客様がいらっしゃるにもかかわらず、
なかなか契約まで進まない、というお悩みをお持ちでした。

お付き合いをさせていただいた当初、仕事の大半は社長のお父様の会長が受注してくるという状況で、
会社の将来を考えると社長自身の営業力を高めることが急務でした。

しかしながら、最初はなかなか成果につながりませんでした。

そもそも、住宅営業を他社で経験されたわけではなく、
またそれ以前のお仕事の受注も人と人のつながりで受注されていたこともあって、
営業の基本をご存じではありませんでした。

そこで、営業の基本に忠実に、1つ1つ手法をお伝えさせていただき続けました。

そして、その成果が昨年から出始めまして、昨年の秋以降、
見学会からコンスタントに受注できるようになりました。

その結果は、とてもうれしかったのですが、
社長が見学会でどんな接客をされているのか、実際のシーンをチェックする機会がなかなか無く、
昨日、そのシーンが訪れました。

社長の接客を脇で聴いていたのですが、過去にお伝えさせていただいた、
基本に忠実なトークがなされているではありませんか!

正直、とても嬉しかったです。

よくある住宅会社の営業マンにありがちなトークではなく、
お伝えしたお客様目線のトークに基本に忠実にお話いただいたり、
お客様にお話を振っているのを聴いて、とても嬉しかったです。

そして、良い感じでアポを取得されておられました。

お付き合いがスタートした際、営業マンとしてどのレベルかどうかは関係ありません。

とにかく基本に忠実にやっていただければ、成果が出る営業手法を確立しているつもりです。

基本に忠実になれば、やはり結果につながる、ということを実感した1日でした。

基本に忠実に仕事をする。
皆さんは、当たり前のことが出来ていますか?
コメント
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