鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第537回】 経営者の仕事

2012年06月20日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、とあるエリアのクライアントで朝から社長と打ち合わせ、
そして午後から勉強会2本をさせていただいておりました。

勉強会のうち、1本は新築に関しての勉強会。
そしてもう1本は、リフォームの勉強会でした。

それぞれの勉強会のメンバーの方とは、2年目、3年目のお付き合いで、
マーケティングやセールスに関する基本的な知識はもう既に習得されています。

やり方、手法をマスターしたら、会社組織を強くしていく上でも
強い組織をつくっていかなくてはいけません。

自社が強い組織になるかどうかは、100%経営者の手腕にかかっています。

昨日の勉強会では、「経営者の仕事とは何か」ということについて、
いろいろとお伝えさせていただいておりました。

先日のブログにも書いたのですが、会社がジリ貧になる責任は、経営者にあります。
組織として弱い会社になるのも、経営者の責任です。

更に言うと、郵便ポストが赤いのも経営者の責任である、といろんな方がおっしゃっています。

創業当時は、自分で仕事を受注してきて、自分でその仕事を完成させ、
請求書の発行も代金の回収も、それからアフターも実務全て経営者がやることが多いです。

しかしながら、業績の向上と共に、スタッフが増えていくと、
実務の仕事からマネジメントの仕事に変わり、最終的に経営の仕事へとシフトしていきます。

私が昨日、お伝えしたかったことは、
「自社が3年後、10年後にどうなるかを決めること」
ということでした。

会社が将来、ここを目指しているということを従業員さんに伝えなくてはなりません。
そして、そこに到達するために、何を会社としてやっていくのかを決め、
それを確実に実行に移していくことも、経営者の仕事なのです。

皆さんの会社は、3年後、10年後をイメージ出来ているでしょうか?
それとも、目先の受注だけしか見えていない会社でしょうか?
コメント
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