鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第525回】 改善・改良し続けることが仕事

2012年06月08日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は東京でセミナーを開催しておりました。

その2日前には、同じテーマで福岡にてセミナーをしておりましたが、
1セミナーに自分が伝えたいことを欲張って詰め込み過ぎてしまいました。

お客様からしたら「この講師は何が言いたいのか、よー分からん」
ということになっていただろうと思います。

ですので、テキストを若干変更し、伝えたいことを絞りました。
また、お伝えしたいメッセージを正しく理解していただくために、
重要なテーマの前に、事前に説明を加えたところ、
お客様に伝えたいことがしっかりと伝わったという手ごたえがありました。
(←って、自分の勘違いだったらどうしよう・・・)

アンケートも福岡と東京では大違いで、概ねご参加して下さったお客様の評価は高かったです。

コンサルタントというのは、ビジネスの根本的な考え方や情報、取り組んでいただきたい施策を
クライアント様に分かりやすく伝え、行動を変えていただき、業績という結果を変えるのが仕事です。

当然、伝えるということに対して、プロフェッショナルでなければなりません。

伝えるということは、
「どんなことを伝えるのか」という内容の部分と、
「どう伝えるか」という伝え方の部分に分解できます。

ついつい、「何を伝えるのか?」という内容のことを考えがちになってしまいますが、
それと同じくらい、「どう伝えるか?」という伝え方が大切なのです。

伝えたいことがたくさんあっても、伝わらなければ意味がありません。
日々のコンサルティングでも、講演であっても、ブログであっても、
伝える内容だけでなく、伝わり方を日々もっと意識しなくては、と感じました。

昨日は、伝え方に相当気を遣い、改善・改良を加え、お話をさせていただきました。
そして、日々改善・改良を加えることが仕事なのだと実感した1日でした。

帰りの新幹線で飲んだビールは、ホント、おいしかったです。
コメント
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