鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第677回】 営業マンこそ、最高の仕事

2012年11月07日 | 住宅コンサルタントとして
全国的にスタッフを募集する際、「営業(マン)」で募集すると、
応募がとても少ない(もしくは無い)そうです。

逆に多いのは、「事務スタッフ」「配送」などの職種だとか・・・。

営業というと、どうしても数字のことを詰められたり、ノルマがあったり、
飛び込み営業をさせられたり、というようなイメージが強いのでしょうか?

でも今の時代、営業マンが一番稼げると個人的に思っています。
公務員でも年収が下がらざるを得ないでしょうし、
例えば弁護士さんや司法書士さんとかでもマーケティング力や営業センスが無ければ、
仕事が潤沢にある状況にならないと思います。
医者にしても、開業医でなければそれほど年収も稼げませんし、
開業医の方は倒産のリスクもありますよね。

一方、営業マンはどうでしょう?
基本的には業績が上がれば上がるほど、収入も上がってきます。
もちろん、結果が出なければ、すぐに収入は下がりますが、
リスクを背負わなければ、リターンが伴わないのが世の常なはずです。

営業マンこそが最高の仕事だと思うのですが、
それだけ他の方と深くコミュニケーションを取ることが苦手だと思う人の比率が高い、
ということでしょう。

個人的には、体がもう1つあれば、今ご縁を頂戴している住宅会社のクライアントで、
営業マンとして働かせていただきたいと本気で思っています。

営業マンの仕事とは、売ることではないのです。
困っているお客様の問題解決のお手伝いをして、
お客様により良い生活をしていただくことなのです。

だから、お客様の方を向いて真剣に家づくりをしている会社で、
営業という仕事が出来るということは、
これ以上ないやりがいや達成感を感じ、
お客様から思いっきり感謝していただける可能性があるということです。

自己重要感をしばしば感じながら仕事が出来るなんて、最高なのです。

更にこれからの時代、
自分と年齢や価値観が異なる方とコミュニケーションをとることが苦手な方がますます増えますから
営業力がある方がドンドン重宝されるようになります。

そんなことを考えず、ただ自分の好き嫌いや自分が過去やったことがあるものの中で
職を探そうとする方があまりにも多いのが、ちょっと残念な気がしています。

みんながやりたがらない=競争が少ない=1番になれる可能性が高いのに・・・。

営業という仕事こそが、最高の仕事だと心から思っています。
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