鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第691回】 伸びる人は身銭を切る

2012年11月21日 | 住宅コンサルタントとして
このお仕事をさせていただいていて、
営業マンとして伸びる人か、年齢を重ねるごとに通用しなくなるかは、すぐに分かります。

まあ、住宅営業マンでなくとも、ビジネスパーソンとして伸びる人、伸びない人の見分け方は簡単です。

見分け方は、「身銭を切って勉強しているか?」という、その一点で十分です。

オフの時間とお金の使い方を見れば、その人の伸びしろが分かるのです。

伸びる人は、とにかく勉強しています。

「会社が勉強する環境を用意してくれていない」とか、
「とにかく仕事の量が多く、毎日残業だらけで時間が無い」なんて言い訳をしません。

身銭を切って、睡眠時間や休みを削って勉強した人と、そうでない人の差は、圧倒的に開きます。

もともとの能力がそれほど高くとも、周囲から謙虚に学ぼうとする姿勢。
人の良いところを素直に真似しようという、すなおさ。

もともとの能力よりも、性格(=考え方)の良さの方が、はるかに重要な時代です。
勉強をコツコツとしている人は、能力は高くとも勉強していない人をいずれ抜きます。
そしてその差は圧倒的に開いていくのです。

昔の住宅業界は、性格の良さやすなおさでスタッフを採用するケースはほとんどなく、
口が立つ人ややる気だけはある人を採用していたと思います。

でも、すなおで勉強好きで謙虚でない人は、今の時代、お客様に選ばれません。
考え方が間違っている人から、家を買いたくはないのです。

私が知っている、ビジネスで成功している人は、とにかく身銭を切って勉強しています。
勉強と言っても、机に座ってする勉強だけでなく、いろんなモノを見たり、聴いたり、
体感したりと、知らないことを素直にドンドン仕入れているのです。

そして目が死んだ魚の目をしていないのです。
キラキラしていて、いつもニコニコ、楽しそうにしています。

自分が成長することに、時間もお金も惜しまず投資する。
皆さんは、出来ていますか?
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