鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第679回】 良い結果が出たとしても・・・

2012年11月09日 | 住宅コンサルタントとして
皆さんは、自分自身について、もしくは今の会社の現状に関して、危機感を持っていますか?

自分達が今、つくっている家のレベルは普通。
仕事量も普通。
それで受注に関しては順調だとしたら、どう思いますか?

私個人的には、自分の努力がまだまだ足りない段階で、結果だけが良かったとしたら、

「こんな調子が続くのは今だけ。
逆にこれで勘違いしてしまったら、すぐに落ちてしまう・・・。
気を引き締めていこう!」

と思ってしまいます。

やるべきことをやった上での良い結果でなければ、それは単なる偶然で、
いずれ帳尻が合う(=メッキが剥がれる)と思うのです。

ダイエットでもそうですよね。

食生活を変えた。
定期的に運動するようになった。
筋肉をつけ、代謝をアップさせた。

結果、痩せた。

これならば、全然OKです。

でも、食べる量も変えていない。
運動もしていない。
筋トレもやっていない。

でも痩せた。

これって、病気なんじゃないか?って疑いますよね。

やるべきことをやっていなくて良い結果につながった時、
「それが自分の実力」と勘違いしてしまうと、
外部環境が変わった時に一気にボロが出てしまうと思います。

結果が良いからというだけで、慢心していませんか?
コメント
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