鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第688回】 理想の住宅スペック

2012年11月18日 | 住宅コンサルタントとして
各クライアントにはご提案させていただいておりますが、
私のイメージの中には、理想とするスペックを有し、かつコストパフォーマンスも兼ね備えた、
理想の住宅のイメージがあります。

構造、断熱、換気のバランスが取れていなければ、真夏や真冬の住宅内部は快適ではありません。
更に、断熱だけでなく、気密・遮熱性能も優れているので、
本当に真夏や真冬に体感していただきたいと個人的に思っています。

それらのバランスが絶妙であり、かつコストがそれほどかからない住宅。
そんな理想の家を実際に商品化し、モデルハウスを建てて下さったクライアントのモデルハウスですが、
寒冷地にありながら、外気温10度以下でもエアコン2台で全室とても暖かいのです。

しかも、足元が非常に暖かい(床暖房は入っていません)ので、
実際のエアコン設定温度よりも暖かく感じるのです。

このモデルハウスを活用して、真冬にあるイベントを計画しているのですが、
昨日、そのイベントの打ち合わせをさせていただいておりました。

来場者数はそれほど多くないかもしれませんが、
このモデルハウスの性能の高さを間違いなく実感でき、
かつ洗練されたデザインにしていて、価格も明快なので、結果が楽しみです。

理想的なマーケティングを展開する上で、良い商品開発から始めなければならない。
これは、私が確信していることです。

業界に新規参入した、このクライアントの1年後が、本当に楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする