鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第675回】 日々の仕事をするだけで満足しない

2012年11月05日 | 住宅コンサルタントとして
ここの所、大学時代、前々職時代の友達や先輩・後輩とフェイスブックのおかげで
急速につながってきた鬼山です。

大学を卒業後、それまで関西を出たことが無かったのに、いきなり北海道に赴任になり、
以後9年間、北海道の旭川市、北見市を行ったり来たりの生活をしていたのですが、
その間で大学時代、高校時代の友人と連絡をほとんど取らなくなり、
更に関西に帰ってきてから北海道時代の方々と連絡をあまり取らなくなっていました。

私のように、あちこちを転々としている人にとって、
フェイスブックは本当に素晴らしいツールですね!
感謝して、日々使わせていただいております。

さて、高校、大学、前々職時代の友人たちとフェイスブックでつながると
ほとんどの方はビックリされます。

というのは、昔の私はとても起業するようには見えなかったからです。
特に高校・大学時代は、勉強など全くやらない、落ちこぼれだったからです。
高校時代は、授業中、ほとんど寝ているか、司馬遼太郎さんの小説を読んでいるかで、
成績も570人中500番前後でした。
大学時代も授業には全くと言っていい程出ていなくて、テニスと麻雀しかしていない、
どうしようもない学生だったと思います。

ただ、就職活動だけは真剣に取り組み、
何とか当時の業界大手の企業に就職することが出来ました。

そこで住宅業界と本格的に関わることになるのですが、
当初2年間は、会社の都合で転勤ばかりさせられ、更に子会社へ出向を命じられました。
お風呂やキッチンを現場で組んだり、アフターメンテをしたりする仕事で、
言ってみれば、期待されている社員が絶対に歩まない道を歩かされたわけです。

その時は本当に凹んで、会社を辞めようとかいろいろと考えたり、
ふてくされて就業時間中にさぼったりすることも経験しましたが、
この時期にいろいろと考え、自分は本当に何をしたいのかを考えられたのが良かったと思います。

当時は大した成果も出していないのにお給料をもらうことが、恥ずかしくてしょうがありませんでした。
仕事を通じてお給料以上の成果を出して、堂々とお給料を貰いたかったのです。

そのためには自分の能力を高めるしかない、と思いました。
そして25歳の頃から、1か月に2万円を本代に使うことを決め、
いろんなビジネス本を買って読み漁っていました。
更に本で学習したことを実際に日々の仕事で実践したりして、
正しいやり方を実践すれば、結果につながることを若いうちに経験することが出来ました。

会社から、上司から、「あれをやれ!」「これをやれ!」と言われますが、
当時からビジネスの世界で成功しているトップクラスの方の考え方ややり方を本から学び、
それをひたすら実践していました。

会社の指示だけで満足しなかった。
バリバリ仕事が出来るようになりたいから、そのために営業の勉強をとにかくやりまくりました。
それが今につながっています。

会社から言われる仕事だけをして、満足していませんか?
もし、そうであれば、他の人と何にも差が開きません。
その他大勢の方と同じ成果しか出せないのです。

会社を退社後、どれだけ勉強するかで差がつくのです。
コメント
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