鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2286回】 細かな部分に自社の本性があらわれる

2017年04月03日 | 住宅コンサルタントとして
モデルハウスを建築したとして、
そのモデルハウスの敷地内の植栽のお手入れがしっかりとされている会社、
そして内部の雑貨や小物が定期的に入れ替わったりしている会社は、
商売の神様に応援される会社です。

こういうことが自然にできる会社は、絶対に業績が好調なのです。

また、完成現場見学会を開催するときに、外構を完璧に仕上げて見学会をする会社、
雨の日など足元が悪い日に玄関ポーチや土間の部分をちゃんと養生する会社も
商売が順調に行く会社です。

逆に植栽の手入れがされない。
OPEN時の雑貨が1年後もそのままある。
見学会を外構未完成で普通にやっている。
玄関を養生しないでやるので、玄関が泥だらけになっているものの、何も気にならない。

こういう住宅会社は、感性がかなりやばいです。

お客様に見ていただくのに、お客様から自宅を借りているのに、
心遣いが全く足りていないのですね。

こうした細かな部分にその会社の人間性が出ます。

まあ、住宅業界だけでなく、美容院でもレストランでも同じですが、
自分がお客様の立場で自社を見たとき、違和感を感じる部分があれば、
徹底的に改善を図るべきです。

業績がずっと好調で、なぜかいろんな人が集まってくる会社は、
こうしたことが当たり前にできています。

要はトップの感性が素晴らしいのです。

自社の細かな部分をお客様の目で総点検して、
違和感を感じる部分を徹底的に改善したいものですね。
コメント
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