鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2307回】 やってお見せする

2017年04月24日 | 住宅コンサルタントとして
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ」

という山本五十六さんの名言があります。

この言葉をはじめて知った時、とても素晴らしい言葉だと思いました。

と同時に、自分は「やってみせ」られる経営コンサルタントになろう、と心に誓いました。

机上の空論ばかりで、正論だけを言うのではなく、
日頃、お伝えしていることを実際に現場で自分もできるようになる、と決めたのです。

もともとB2Bの営業マンだったのですが、B2Cの接客や営業を徹底的に研究し、
学んだことをクライアント様の現場で実際にやってみて、経験を積ませていただきました。

その結果、住宅営業マンとしてかなり、というか
相当イケてる自身があります(←自分で言うな!)。

昨日、一昨日と2日間、クライアント様のモデルハウスオープンに合わせ、
現場にフルで立たせていただき、接客をさせていただきました。

また着座してからの商談も実際にクライアント様のスタッフさんに横についていただき、
生で見ていただくこともできました。

普段、お伝えしていることが、
実際の商談本番ではこうなる、といういうことを
リアルに見て聞いていただくことが出来たのではないか、と思います。

お客様の懐に飛び込む、間の取り方。
またお客様が会う時間をつくっても良いかな、と思っていただくための方法。
職業や年収の訊き方。
そして次アポ取得の方法などなど。

30分程度の接客で、
お客様に関してのさまざまな情報を教えていただくことは可能なのです。

そしてその正確な情報を元に、お客様が最初に押さえなくてはならないポイントをお伝えする。
更には正しい家づくりの進め方、手順をお伝えする。
こうしていくと、かなりの確率でアポが取得できるのです。

実際、2日間で家を建てる可能性がある方9組を接客させていただき、
アポが取得できたお客様が5組。

家を今すぐ建てられない(車のローンの残債あり)方が1組おられましたが、
ご両親に家を建てる了承をもらって欲しいとお伝えし、
了承がもらったら連絡をいただけるようお願いした方1組。

お子様がおられない40代のご夫婦で、定年時に現金で家を建てる、
と頑なに決めておられる方1組。

家を建てる意思がある方と無い方2組の友人夫婦で来られ、
2組同時で接客をせざるを得ず、深く突っ込めなかった方2組。
(この方からアポが取得できなかったのは、自分の力不足です)

ありがたいことに、素敵なお客様ばかり来場していただきました。
それもこれも、このクライアント様が地域でまじめにコツコツとご商売をされてきたおかげです。

この地域でますます飛躍され、地域の住宅の質を変えるような、
素晴らしい住宅会社さんになられると確信しています。

素晴らしい会社に進化されていく過程に携わることができる。
この仕事の醍醐味であり、やりがいを本当に感じることができています。

素晴らしいクライアント様とのご縁に、本当に感謝です。
コメント
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