鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2787回】 飲食店も住宅会社も、トップの人間性が細部に出る

2018年08月17日 | 住宅コンサルタントとして

札幌で一番好きなお鮨屋さんである、宮川さんがこの時期、

夏季休暇ということで予約できなかったため、

別のお店を予約しておりました。

 

気さくな大将とおかみさん。

コストは東京や京都で食べるのと比較するとかなり安い。

味もとても美味しかった。

 

でも、満足度はイマイチでした。

 

その理由は2点あります。

 

・料理を出す前に食器を並べますが、その食器の扱い方が雑だった

・トイレが汚かった

 

料理が美味しくとも、目の肥えたお客様は料理以外も見ています。

 

食器や道具を扱う際に、どうしても人間性は出てしまうのですね。

 

また、トイレをどれくらいキレイにしているのか、という部分は、

まさしくオーナーがどういう美意識を持っているのかが顕著に出るのです。

 

住宅会社の場合、お客様に出すお飲み物の器、

お客様に履いていただくスリッパなんかも、オーナーの人間性が出ます。

 

どれだけお客様を見ているのか?

どれだけお客様に愛があるのか?

うわべの接客を鍛えようとも、そういうところに本性が出るのです。

 

ちなみにそのお鮨屋さんの大将、しょっちゅう宮川さんにお客様として行くそうなのですが、

宮川さんはそういう点、完壁なんですけどね・・・。

 

どこを見られているのか・・・?と思ってしまいました。

 

トップの人間性が細部に出るのは、飲食店も住宅会社も同じ。

 

皆さんの会社は、お客様の目に映る部分で、細部まで問題ないですか?

コメント
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