ただ単に職場に来て、与えられた仕事をしているだけでお給料をもらえる、
と考えている人が結構多いことに、違和感を昔から感じています。
お給料をいただくということは、それに見合う成果(=会社への貢献)を出さなければならない、
という義務も同時に発生するということです。
もちろん、業界未経験で入社された方や新卒の方は、
将来的に会社に貢献してくれるだろうという先行投資としてお給料をいただいている訳です。
お客様のお役に立つ。
お客様に価値を提供できる。
もしくはお客様に価値を提供できるスタッフが
働きやすいようなフォローをしたり、働きやすい環境をつくる。
その結果、お客様が会社に注文をして下さり、
会社に売上と利益をもたらして下さる。
その結果、はじめてお給料をいただく権利が発生する。
こういう当たり前のことを理解せずに社会に出ている人が、
今の日本には相当多いのではないか、と感じてしまいます。
「働かざる者、食うべからず」とはその通りで、
この働くというのは、成果を出している人、成果を出そうと努力をしている人をさします。
成果を出すことではじめてお給料をいただく権利が生じる、
ということを分かっていない人間は、自分の権利ばかり主張します。
そしてそういう頭の悪い人間が徒党を組むと、
成果を出そうと頑張っている人やマインドの髙い人の足を引っ張ろうとします。
こういう輩は、間髪入れずに解雇できる権利を企業側に認めるべきだと個人的に思います。
先日、とても素敵なweb制作会社さんの社長とお話をさせていただく機会があったのですが、
その社長のお兄さんは、地元の高校を卒業した後、
「日本はあわん」
と言ってアメリカのマサチューセッツ工科大学に入学し、
卒業後もそのままアメリカで生活されているそうです。
そのお兄さんがおっしゃっているそうですが、日本で仕事をしたくない理由として、
成果を出そうと努力しない人の権利を労働組合が守ろうとする、その姿勢だということ。
もう、個人的に激しく共感します。
成果を出してこそ、お給料をもらえる。
成果を出してこそ、成長できる。
こういう価値観を持てなくなったら、日本は終わってしまうだろう、個人的に危機感を持っています。
仕事に対する考え方は、ぶっちゃけ、親がどういう意識で仕事に向き合っているか、
ということがとても大きいような気がします。
親が働くということ、仕事をさせていただく、ということをどう捉えているのか、
ということが、お子さんにモロに影響する。
だから、労働観が歪んだ親からは、仕事に対してのスタンスが歪んだ方が多くなるのかな、
と個人的に思っています。
お給料をなぜいただくことができるのか、ということをしっかりと理解して、
堂々と会社からお給料をいただけるよう、成果を出すための努力をしていきたいですね。