経営をどれだけ真剣にやっていても、
マーケティング、商品開発、社員さんの育成などにどれだけ力を入れていても、
業績は右肩上がりに上がり続ける訳ではありません。
ジグザグとのこぎりの刃のようにアップダウンを繰り返しながら、
長いスパンで見た場合、斜め右に上昇し続けているような感じになります。
努力をしている方向は間違っていないのに、ちょっと業績が伸び悩む。
こういう時は、細かい点で市場、
それからお客様に合っていないことをやっている可能性が高く、
いろんな点で微調整が必要なことが多いです。
昨日、お伺いしていたクライアント様では、
昨年の後半はやや業績が下がったのですが、
見事に微調整され、今年は再び好調で、生産性もかなり上がっておられました。
その回復のポイント(←私が提案したことではない)には、本当に頭が下がりました。
これ、とても重要なことなので、
クライアント様限定でご報告させていただきますね。
改めていろんなことを市場や顧客に合わせて
いろんな部分を微調整することの大切さを学ばせていただきました。
組織が大きくなってくればくるほど、
社員さんやお客様の数が増えていくほど、
ちょっとのズレが業績に大きな影響を与えます。
微調整するのにも、トップの感覚を伝えるだけでは伝わらない。
しくみを微妙に変え、
その新しいしくみを現場のスタッフさんに徹底的に伝えて理解してもらい、
お客様に対し、実践していく必要があるのです。
皆さんの会社では、いろんな点で微調整をし続けているでしょうか?
努力に対し、成果が比例していない時は、いろんな部分を微調整すると良いかもしれませんね。