電気代が上昇していることは、
このブログの中で何度もお伝えしているかと思います。
北海道電力、東北電力、中部電力に関しては
12月から燃料調整費の上限が撤廃され、
円安や原油高騰で発電コストが上がった分が
全て消費者の電気料金に上乗せされます。
(ちなみにそれ以外の電力会社は、
既に燃料調整費の上限は撤廃されています)
燃料調整単価は、約9円~12円と
電力会社によって差はありますが、
一つはっきり言えるのは、
消費者の予想以上に上がる、ということ。
だから光熱費昇に備えて、
いろんな提案をできる準備をしておきましょう、
ということを9月よりお伝えしてきました。
で、弊社のクライアント様に
燃料調整単価の上限撤廃ということの重要性が
十分に伝わっていると思っていたのですが、
私の伝え方が下手だったのか、
あまり深刻に伝わっていなかったのです。
で、伝え方をこのように変えました。
「東北電力に関しては、
2年前の2020年と比較すると、
電気料金は2倍以上に上がります。
年間22万で済んでいたご家庭の場合、
燃料調整単価の上限が撤廃され、
燃料調整単価12円だとすると、
2023年の年間電気代は、約50万円になります」
この伝え方をすると、皆さんの表情が一気に変わりました。
要するにちゃんと事の重大さが伝わったのです。
「燃料調整単価が12円上がる」
という伝え方よりも、
「2年前の2倍以上」
「年間の電気代が50万円を超えるご家庭もある」
という伝え方の方が確実に伝わるのです。
改めて伝え方って大切である、ということを痛感しました。
というわけで、我が社で家を建てて下さるお客様を救うために、
いろんなことを勉強し、提案して参りましょう!