鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4333回】 伝え方の重要性を改めて感じた1日

2022年11月10日 | 住宅コンサルタントとして

電気代が上昇していることは、

このブログの中で何度もお伝えしているかと思います。

 

北海道電力、東北電力、中部電力に関しては

12月から燃料調整費の上限が撤廃され、

円安や原油高騰で発電コストが上がった分が

全て消費者の電気料金に上乗せされます。

(ちなみにそれ以外の電力会社は、

既に燃料調整費の上限は撤廃されています)

 

燃料調整単価は、約9円~12円と

電力会社によって差はありますが、

一つはっきり言えるのは、

消費者の予想以上に上がる、ということ。

 

だから光熱費昇に備えて、

いろんな提案をできる準備をしておきましょう、

ということを9月よりお伝えしてきました。

 

で、弊社のクライアント様に

燃料調整単価の上限撤廃ということの重要性が

十分に伝わっていると思っていたのですが、

私の伝え方が下手だったのか、

あまり深刻に伝わっていなかったのです。

 

で、伝え方をこのように変えました。

 

「東北電力に関しては、

2年前の2020年と比較すると、

電気料金は2倍以上に上がります。

 

年間22万で済んでいたご家庭の場合、

燃料調整単価の上限が撤廃され、

燃料調整単価12円だとすると、

2023年の年間電気代は、約50万円になります」

 

この伝え方をすると、皆さんの表情が一気に変わりました。

 

要するにちゃんと事の重大さが伝わったのです。

 

「燃料調整単価が12円上がる」

 

という伝え方よりも、

 

「2年前の2倍以上」

「年間の電気代が50万円を超えるご家庭もある」

 

という伝え方の方が確実に伝わるのです。

 

改めて伝え方って大切である、ということを痛感しました。

 

というわけで、我が社で家を建てて下さるお客様を救うために、

いろんなことを勉強し、提案して参りましょう!


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