昨日、お伺いしていたクライアント様。
お付き合いがスタートしてから紆余曲折がありましたが、
ようやく基盤が整ってきまして、
いよいよ次のステージにステップアップする段階となったなぁ、
と改めて実感しました。
この仕事を18年以上、やっていますと、
経営の仕掛け時といいますか、
ここでこの一手を打たないと、というのが見えるのですが、
まさに今、そういう状況なのです。
スタッフを増やし、
オフィスを建て替え、
ブランディングを強化しながら
地域で高性能デザイン住宅をつくっている、
キラリと光る住宅会社になる道筋がはっきりと見えています。
もともと新築・リフォームをやっていたのですが、
社長のご長男が7年前に東京から戻ってこられました。
全く違う業種で働かれていたので、
建築未経験で地元に戻ってこられ、
ゼロから住宅のことを学んでいかれました。
弊社の他のクライアント様へも
丁稚奉公に行っていただいたりして、
営業のやり方を習得していただきました。
営業として受注をいただいても、
原価管理とか現場管理をしっかりとできるスタッフに恵まれず、
結果、自ら受注した物件の積算や発注、現場管理も
ご自身でやるしかない、と腹をくくり、
営業・積算・発注・現場管理・アフターなど
未経験ながら一つずつマスターしていかれたのです。
商品開発も高性能+デザインの高級路線の方向に舵を切り、
平均単価3000万以上の家をコンスタントに受注できるようになりました。
収益性も非常に高くなってきたのです。
このクライアント様とお付き合いをさせていただいて、
つくづく感じるのは、
未経験者でも圧倒的な量をこなすこと、
そして使命感を持って仕事をすれば、
厳しい時代でも十分に勝てる、ということ。
というか、むしろ業界経験が長い他社に
ほぼほぼ勝っておられるのです。
むしろ、変な先入観や成功体験が無い方が、
変化のスピードが激しく厳しい時代には合っているのです。
ただ、成功するポイントは、
圧倒的な量をこなす、ということと
「自分がやらなければ!」という使命感が必須です。
量を大してやっていなかったり、
使命感が悲しいぐらい欠けているビジネスパーソンの場合、
結果を出すことは不可能なことは、言うまでもありませんね。