
あるときの法話でこんな話をされた。「それは、売るものではない。強要されるものではない。盗むことはできない」と前置きされ「それは心からの笑顔。無償で与えて初めて値打ちがでる」、そんな内容だった。
さらに「仏像を見ると、仏像と同じ穏やかな表情になる。穏やかな気持ちになる。それは仏像の穏やかな笑顔から来る」と続く。人は仏像のような笑顔は不可能だが、人それぞれの笑顔がある。心からの笑顔は自分の心身を健やかにし、周りの人へ潤いを与える。頭では分かるが自分の笑顔にどんな効用があるのか分からない。
笑顔について「にこにこと笑った顔」(大辞泉)とあるが、この「にこにこ」が難しい。広辞苑では「うれしそうな和らかな表情で声を立てずに素直に笑う」。法話を聞くといつもこんな末広がりとなり、示しがつかなくなる。平凡に暮す中で自然に湧き出る笑顔、意識して出るものではないだろうが、心掛けはしておきたい。
門松作りの教室で「目出度い正月を迎える飾りなので笑顔のある門松を」と指導者の呼びかけ。その技は、節の部分を斜めに切ることで叶うという。どれも笑顔の門松が完成したのは先月の末、仲間内はいい新年を迎えられただろう。
(写真:大きく口を開き笑っているような門松)
今年もよろしくお願いします。
気が付くと口角が下がっているので気をつけなければ・・・
口角を上げると眉間にしわが寄せられないんですよ。やってみてください。
笑顔笑顔今年も笑顔で福来る! と、いきたいですね。
ちょっとしたところに潜む隠された意味、面白いと思います。
今年もよろしくお願いいます。
暮れの内容の充実した連チャン掲載、いい新年を迎えられたことと思います。
はじめよければ…。
今年も楽くし笑顔で頑張りましょう。
門松の竹も切りようで表情が変わる。
節があると笑顔になる・・・なるほどですね。
節を斜めに切る、何でもないようですがそこに楽しさを見出す、生活の知恵でしょうか。