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120km 豊岡ASを過ぎたころから、風が向かい風に変った、気を抜くと時速
30kmを切ってしまう。右の尻が痛くなってきたが、ギアを一枚落として時速
32~4kmをキープする。心拍数は150~155位を維持しつつ(ちなみに坂
では175拍位になる)ひたすらペダルを廻す。
138km 赤泊AS付近、なっなんとゼッケンNO1を抜く、外国招待選手の
カルビン・コーナット選手である、何かアクシデントがあったのだろう。
152km 小木SAを過ぎいよいよ最大の難所「小木の坂」である、クランクを
曲がると、それは突然あった。最大12%の坂が約5.5km続く、途中、小学校
(中学校?)前の民家で私設エードの女の子にとても美味い梅干を貰う(どうも
ありがとう)背筋を伸ばし腰を引いたロードポジションで、ひたすら42T×13~23T
を廻す。琵琶湖の「てっぺん坂なんてここに比べたら坂じゃないなぁ」なんて思い
つつ小木の坂をクリアした。
166km 最後の登り「鉄砲鼻ドライブイン」の頂上では太鼓の応援があった。
しばらく行くと見慣れたバイクジャージを発見!!ハート・ヴューノジャージだ、
K松由美ちゃんだ!!「頑張れよ~」と声を掛けて抜く、「ハーイ」と後ろで
声が聞こえたような気がした。172km真野町を過ぎ佐和田町へ帰ってきた
いよいよバイクゴール、ちなみに自分のメーターでは5:41であった。
テントでランウェァーに着替えてスタートしようとすると、目の前をH野が掛け
抜けて行く。オーロラビジョンに見入ってしまった。場内放送で「一般エントリーの
H野選手エリートに混じり第8位で今ゴールです。」と言った。「やったなH野」
と心の中で彼を称え私もランスタート、H野の頑張りが私の気持を高ぶらせたが
足が前に出てくれない、バイクで飛ばしすぎたせいか?第1ランのダメージか?
1km6分ペースでとにかく走る、スタートから5km付近までの間に、Bタイプ
出場組のメダマンC葉店長、フロンティァーのM向君、湘南ハーフ仲間の
H田君などとすれ違う。6km付近の私設エードでスイカを貰う、美味かった!
しかし足が出ないペースが上がらない、km6分チョイのペースがづーと続く
「この分では4時間は切れないなぁ」と思いながらひたすら足を前に前に、
でも絶対歩くまいと心に誓う。10km付近、フロンティァーのO川君に抜かれる。
もう何人に抜かれただろう、バイクで数え切れないくらい抜いたのに、、、、、
それでも歩かず前へ前へ、自分が抜くのはつぶれて歩いている選手たちだけだ。
でも前へ前へひたすら足を出す。16km付近、1位の選手とすれ違う、日本人
選手だった、(Y根英紀選手)10人位まで数えていたが、やめた。人のことは
どうでも良い、今は自分のランニングをしなければ、さすがにこの辺まで来ると
応援の人々はあまり居ないが、応援の一声一声が後押ししてくれるような気が
する。応援は嬉しい、声は出せないがうなずいて答える。子供が手を出せば
必ずタッチ、「ありがとう」と心の中で答えながら、、、、
加茂湖が見えてきた、もうすぐ折り返しだ。JA原黒AS、21km折り返し点で
時計を見る、ランスタートして2:07も掛かってしまった。km6分少々のぺース
が全然変わらない、、、だんだん滅入ってきたが、ひたすら前へ前へ、
気温も大分下がってきた、もう水は被れない、足にはAサロンパスに変える、
26km潟上AS の近くで突然腹に痛襲われる。ヤバイと思いつつエイドまで
我慢のランニングを続ける、潟上AS 「何かいりますか?」の問いに「トイレ
ください」と引き攣りながらも明るい声で?「トイレ一つ願いま~す」「トイレ
こっちで~ス」よろよろとトイレへ、、4分程ロスタイム「この間にずいぶん
抜かれただろーな!」と思いながらも少し元気になったような感じもある。
気を取り直して再スタート、腹痛は治ったようだ、足も少し軽くなったような
気がする。
JOYのH見さんとすれ違う、声を掛けたが気づいたかなぁ~ 27km付近
進一君とすれ違う、「進ちゃん」と声を掛ける、気づいてくれた。相変わらず
飄々とランニングしていた。「頑張れよ~」と心の中で応援する。28km付近
応援の子供たちとタッチしていると「N野さーん」と聞きなれた声が、見れば
K林君であった。「おうっ!!がんばれよ~」 「ハイ!」思い出せば、去年
彼は骨折し、今年の宮古島でカムバック、そして今この佐渡を一緒に走って
いる。「先にゴールで待っているからな、絶対帰って来いよ」と心の中で思う。
仲間に会うのは良い物だ、力が湧いてくる。30km付近 JOYの増Gとすれ違う
手にはミニ鯉のぼりをかざして走っていた、「増G~」と声を掛けると「お~」と
答えてくれた。増Gも頑張れ!頑張れ!!32km付近栗野江ASの坂で「片足
の鉄人」古畑君に追い付く、どうやら潟上のトイレの間に抜かれていたようだ。
抜くとき「古畑さん頑張れ~」と声を掛けるが無視された。気を取り直して
ひたすら前へ前へ、、気温は大分下がってきた。ASでは温かい麦茶を飲む
足にはAサロンパスである。35,0km付近、宮川ASを過ぎいよいよラスト
7.2kmである。少しペースを上げようと思うのだが、もう足がいっぱいである
相変わらずkm6分のランニングである、心拍数も145拍に下がっている、
ずーと155拍を維持してきたのだが、日も落ちて気温も下がってしまった
せいだろう。金丸ASを過ぎついにラスト5kmを切る、もうひとふん張りだ、
この辺は距離を稼ぐ為に田んぼの中や路地をぐるぐる走らされる、走りにくく
ペースも上がらないが、家の外へ出て皆応援してくれる「ありがとう」「ありが
とう」と言いながら走り抜ける。39km付近八幡AS なっなんと、茄子の
浅漬けを発見!温かい麦茶と茄子の漬物で一息付ける。(この間に10人
位に抜かれる)ラスト2.4km「もうひとふん張り!がんばるぞ~」と気合を
入れスタート。ラスト1kmでスパートする、足が痛いが我慢して、km4・40位
の走りでゴール前に15人程抜く、ランゴールで計測板を踏んでいよいよ花道
に入って行く。花道の外の人たちとタッチしていよいよゴール、まず振り返って
花道の人たちに一礼して、お決まりの万歳ゴール「やった完走だ233.2km
走りきったぞ!!ゴールでは由美ちゃんが待っていてくれた。タイムは
10:40:43 3月に骨折して琵琶湖を辞退、この佐渡一本に掛けてきた。
目標の11時間も切れたし、今は素直に自分を褒めてやりたい。
ゴール後すぐ医療本部でアイシングとマッサージをしてもらう、琵琶湖の
女子高校生の、柔らかい手のマッサージも非常に良かったが、佐渡の
ごっついおっかさんの手のマッサージもとっても良かった。
再びゴールへ、H野がいた、お互いに「おめでとう」とがっちり握手、バイク
ラックへ行きバイクを引いて宿へ、シャワーを浴び自宅と師匠のI田さんへ
TEL、部屋でH野と一息つけて、再びゴールへ向かう。由美ちゃんは調子が
良くないとの事で、医療本部へ点滴をしに行く。H野はゴール前、私は花道の
入口でK林君と進一君を待つ事にする。PM8:15頃、K林君花道に入ってくる。
「おめでとう!お帰り!!」と言いながら写真を撮る、アストロビジョンには右手を
高く上げてガッツポーズでゴールするK林君の姿が、「いいぞ!!良くやったなぁ
~」と心の中で称える。8:22頃、進一君も花道へ「遅いから恥ずかしい」などと
由美ちゃんが言うが、無理矢理花道に押し出す。「一緒にゴールしろよ」と
声を掛け写真を撮る、二人で手を繋ぎ花道を走って行く、「良かったなぁ~
おめでとう」そして感動のゴール、、最後に二人で見せてくれました。
5人全員無事完走!!!お疲れさまでした~!!!!!!!!!
30kmを切ってしまう。右の尻が痛くなってきたが、ギアを一枚落として時速
32~4kmをキープする。心拍数は150~155位を維持しつつ(ちなみに坂
では175拍位になる)ひたすらペダルを廻す。
138km 赤泊AS付近、なっなんとゼッケンNO1を抜く、外国招待選手の
カルビン・コーナット選手である、何かアクシデントがあったのだろう。
152km 小木SAを過ぎいよいよ最大の難所「小木の坂」である、クランクを
曲がると、それは突然あった。最大12%の坂が約5.5km続く、途中、小学校
(中学校?)前の民家で私設エードの女の子にとても美味い梅干を貰う(どうも
ありがとう)背筋を伸ばし腰を引いたロードポジションで、ひたすら42T×13~23T
を廻す。琵琶湖の「てっぺん坂なんてここに比べたら坂じゃないなぁ」なんて思い
つつ小木の坂をクリアした。
166km 最後の登り「鉄砲鼻ドライブイン」の頂上では太鼓の応援があった。
しばらく行くと見慣れたバイクジャージを発見!!ハート・ヴューノジャージだ、
K松由美ちゃんだ!!「頑張れよ~」と声を掛けて抜く、「ハーイ」と後ろで
声が聞こえたような気がした。172km真野町を過ぎ佐和田町へ帰ってきた
いよいよバイクゴール、ちなみに自分のメーターでは5:41であった。
テントでランウェァーに着替えてスタートしようとすると、目の前をH野が掛け
抜けて行く。オーロラビジョンに見入ってしまった。場内放送で「一般エントリーの
H野選手エリートに混じり第8位で今ゴールです。」と言った。「やったなH野」
と心の中で彼を称え私もランスタート、H野の頑張りが私の気持を高ぶらせたが
足が前に出てくれない、バイクで飛ばしすぎたせいか?第1ランのダメージか?
1km6分ペースでとにかく走る、スタートから5km付近までの間に、Bタイプ
出場組のメダマンC葉店長、フロンティァーのM向君、湘南ハーフ仲間の
H田君などとすれ違う。6km付近の私設エードでスイカを貰う、美味かった!
しかし足が出ないペースが上がらない、km6分チョイのペースがづーと続く
「この分では4時間は切れないなぁ」と思いながらひたすら足を前に前に、
でも絶対歩くまいと心に誓う。10km付近、フロンティァーのO川君に抜かれる。
もう何人に抜かれただろう、バイクで数え切れないくらい抜いたのに、、、、、
それでも歩かず前へ前へ、自分が抜くのはつぶれて歩いている選手たちだけだ。
でも前へ前へひたすら足を出す。16km付近、1位の選手とすれ違う、日本人
選手だった、(Y根英紀選手)10人位まで数えていたが、やめた。人のことは
どうでも良い、今は自分のランニングをしなければ、さすがにこの辺まで来ると
応援の人々はあまり居ないが、応援の一声一声が後押ししてくれるような気が
する。応援は嬉しい、声は出せないがうなずいて答える。子供が手を出せば
必ずタッチ、「ありがとう」と心の中で答えながら、、、、
加茂湖が見えてきた、もうすぐ折り返しだ。JA原黒AS、21km折り返し点で
時計を見る、ランスタートして2:07も掛かってしまった。km6分少々のぺース
が全然変わらない、、、だんだん滅入ってきたが、ひたすら前へ前へ、
気温も大分下がってきた、もう水は被れない、足にはAサロンパスに変える、
26km潟上AS の近くで突然腹に痛襲われる。ヤバイと思いつつエイドまで
我慢のランニングを続ける、潟上AS 「何かいりますか?」の問いに「トイレ
ください」と引き攣りながらも明るい声で?「トイレ一つ願いま~す」「トイレ
こっちで~ス」よろよろとトイレへ、、4分程ロスタイム「この間にずいぶん
抜かれただろーな!」と思いながらも少し元気になったような感じもある。
気を取り直して再スタート、腹痛は治ったようだ、足も少し軽くなったような
気がする。
JOYのH見さんとすれ違う、声を掛けたが気づいたかなぁ~ 27km付近
進一君とすれ違う、「進ちゃん」と声を掛ける、気づいてくれた。相変わらず
飄々とランニングしていた。「頑張れよ~」と心の中で応援する。28km付近
応援の子供たちとタッチしていると「N野さーん」と聞きなれた声が、見れば
K林君であった。「おうっ!!がんばれよ~」 「ハイ!」思い出せば、去年
彼は骨折し、今年の宮古島でカムバック、そして今この佐渡を一緒に走って
いる。「先にゴールで待っているからな、絶対帰って来いよ」と心の中で思う。
仲間に会うのは良い物だ、力が湧いてくる。30km付近 JOYの増Gとすれ違う
手にはミニ鯉のぼりをかざして走っていた、「増G~」と声を掛けると「お~」と
答えてくれた。増Gも頑張れ!頑張れ!!32km付近栗野江ASの坂で「片足
の鉄人」古畑君に追い付く、どうやら潟上のトイレの間に抜かれていたようだ。
抜くとき「古畑さん頑張れ~」と声を掛けるが無視された。気を取り直して
ひたすら前へ前へ、、気温は大分下がってきた。ASでは温かい麦茶を飲む
足にはAサロンパスである。35,0km付近、宮川ASを過ぎいよいよラスト
7.2kmである。少しペースを上げようと思うのだが、もう足がいっぱいである
相変わらずkm6分のランニングである、心拍数も145拍に下がっている、
ずーと155拍を維持してきたのだが、日も落ちて気温も下がってしまった
せいだろう。金丸ASを過ぎついにラスト5kmを切る、もうひとふん張りだ、
この辺は距離を稼ぐ為に田んぼの中や路地をぐるぐる走らされる、走りにくく
ペースも上がらないが、家の外へ出て皆応援してくれる「ありがとう」「ありが
とう」と言いながら走り抜ける。39km付近八幡AS なっなんと、茄子の
浅漬けを発見!温かい麦茶と茄子の漬物で一息付ける。(この間に10人
位に抜かれる)ラスト2.4km「もうひとふん張り!がんばるぞ~」と気合を
入れスタート。ラスト1kmでスパートする、足が痛いが我慢して、km4・40位
の走りでゴール前に15人程抜く、ランゴールで計測板を踏んでいよいよ花道
に入って行く。花道の外の人たちとタッチしていよいよゴール、まず振り返って
花道の人たちに一礼して、お決まりの万歳ゴール「やった完走だ233.2km
走りきったぞ!!ゴールでは由美ちゃんが待っていてくれた。タイムは
10:40:43 3月に骨折して琵琶湖を辞退、この佐渡一本に掛けてきた。
目標の11時間も切れたし、今は素直に自分を褒めてやりたい。
ゴール後すぐ医療本部でアイシングとマッサージをしてもらう、琵琶湖の
女子高校生の、柔らかい手のマッサージも非常に良かったが、佐渡の
ごっついおっかさんの手のマッサージもとっても良かった。
再びゴールへ、H野がいた、お互いに「おめでとう」とがっちり握手、バイク
ラックへ行きバイクを引いて宿へ、シャワーを浴び自宅と師匠のI田さんへ
TEL、部屋でH野と一息つけて、再びゴールへ向かう。由美ちゃんは調子が
良くないとの事で、医療本部へ点滴をしに行く。H野はゴール前、私は花道の
入口でK林君と進一君を待つ事にする。PM8:15頃、K林君花道に入ってくる。
「おめでとう!お帰り!!」と言いながら写真を撮る、アストロビジョンには右手を
高く上げてガッツポーズでゴールするK林君の姿が、「いいぞ!!良くやったなぁ
~」と心の中で称える。8:22頃、進一君も花道へ「遅いから恥ずかしい」などと
由美ちゃんが言うが、無理矢理花道に押し出す。「一緒にゴールしろよ」と
声を掛け写真を撮る、二人で手を繋ぎ花道を走って行く、「良かったなぁ~
おめでとう」そして感動のゴール、、最後に二人で見せてくれました。
5人全員無事完走!!!お疲れさまでした~!!!!!!!!!
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