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数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する 読んだ。 割りと面白かった。

2006年09月02日 19時13分40秒 | 読書評
数式を使わないデータマイニング入門 隠れた法則を発見する (光文社新書)
岡嶋 裕史
光文社

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朝、病院にいく必要があって待ってたら2時間ほど経ってしまい、その間に
数式のないデータマイニングを読んだ。1日で読み終えてしまった。
これまで仕事でデータマイニングを実現したいということでDWHのシステムを
構築するプロジェクトにからんだことがあった。営業なのであまり込み入った
内容は絡まなかったのであるが、この本を読んでデータマイニングの何たるか
はイメージできた。

DWHでシステムによりデータを取り込み、分析を行うが分析結果については
利用する側の知識が必要で、分析結果だけを丸呑みしても何もビジネスに関して
推測できない。またデータマイニングにより分析する前に必要なデータは
厳選して抽出しないと、結果として時間を要し無駄な結果に終わるのだと
いうことが理解できた

これまでDWHは、データを取り込み分析、分析結果を解析する人的センスが
必要であることもこの本を読んでイメージがついた。システム解析結果は
システムに投入するデータによっても、その結果はシステムに流す必要も
ない解かりきった結果になる可能性もあり、この点が運用する側のセンス
が必要になるところである。

I-tunesとかアマゾン等で、お勧め本とか楽曲の推薦などもデータマイニングの
ひとつであるところを、身近なところで体感できるところである。確かにI-tunes
のお勧めは自分の音楽の趣向を割りと的確に捉えていると思う。身近なところで
感じるという点では、良い素材だと思う。

DWHというとこの10年間でいつと主にCRM系で顧客の購入分析とか
売上分析等に使われていたが、これがWebの世界でも活用されてる状況
は当然といえば当然であるが、その身近さから親近感を覚える。

データマイニングとは言葉そのものは、回帰分析とか決定木など耳をかすめる
のであるが、そのイメージが良くついていなかった。こう言ったところが
イメージできる分、業界で働く人には良い内容のビジネス書だと思う。

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