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御社の営業がダメな理由 読んだーーーーぁ

2006年09月15日 04時00分34秒 | 読書評
御社の営業がダメな理由 (新潮新書)
藤本 篤志
新潮社

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御社の営業がダメな理由を読んだ。内容としては、いたってシンプル。
難しいことは何一つ書いていない。筆者の経歴で営業は、以下のように
して売上を伸ばすものと考えている。

営業が十分に営業業務に邁進できるよう営業量を増やす。
スーパー営業マンは、差別化の難しい時代にそんなに育成することは難しく
アベーレジヒッターの営業マンを編成して組織的に活動する。新規開拓受難の
時代に新興開拓を厚くし、新規開拓を併行し、営業マンには結果的怠慢(アポイン
ト間の隙間時間、移動時間)と営業マンみずからの怠慢を起こさせないよう
マネージメントすることが必要。

営業管理者は、営業マンにまずは日報を書かせることをやめさせる。日報は
報告の信憑性にかける部分もあり、これを鵜呑みにして管理者が計数管理
していると予算とも乖離することとなり経営に支障をきたす。
であるのであれば、日報を書かせず管理者が各営業マンにヒアリングを
毎日行い、的確な指示を行う。状況によっては同行営業を行い、案件の
取りこぼしをなくし成約に結びつける。ヒアリングを行うことで、営業マンは
嘘の報告もできなくなり、結果的に上司とのコミュニケーションも向上し
営業現場の士気も上がるという論だ。

確かに一理ある。組織を組んでの営業は、営業マンのそれぞれのノウハウを
活かしずらくはなるが、卓越した営業マンは全体の20%もいないのである。
アベレージヒッターを作って、営業効率を上げることは当然のことである。

書の内容は、これに筆者の自慢話が記述されてる良くある営業ノウハウ本で
ある。内容としての斬新さはないが、営業の進め方を整理するのには役立つ
のではないか。正直グットくるインパクトには欠ける。

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