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ジャック・ウェルチ わが経営(上) (下) を読んだ

2007年10月25日 23時18分47秒 | 読書評
ジャック・ウェルチ わが経営(上) (日経ビジネス人文庫)
ジャック・ウェルチ,ジョン・A・バーン,宮本 喜一
日本経済新聞社

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ジャック・ウェルチ わが経営(上) (下)
を読みました。

久しぶりの読書評です。100冊を超えて少し読書量も落ち着かせてたり、雑誌などを読んだりしてたので、まとまった本を読むのが久しぶりとなりました。

GEの元会長のジャック・ウェルチの伝記物でした。内容は、ビジネスの局面局面でのジャックの判断などを回顧録的に記述されている。GEの会長にいたるまでの仕事の取り組みやなどが記述されている。会長になってからは、GEそのものの官僚主義的な組織を自由闊達な意見交換ができる会社の空気にかえるなどの取り組みが書かれているが、あくまでも実際に起こった事象を端的に書いてあるので、ビジネス上での判断のポイントとか判断にいたるまでのプロセスなどのそそる部分の記述は薄い。GEの企業買収の履歴と関与した人々のことを会長職の立場から回顧録てに薄く書いてあるのでとらえようによっては、著者の実績を自画自賛しているようにも尾捉えられる。大企業の成長、規模拡大のシナリオの一つのサンプルと思って読むと歴史物的な感覚で読めるの楽しめるが、ビジネスの観点等を吸収したいという思いで読むと的が外れる。そういうビジネススタンスなどを読み取れるのは、下巻の一部だけである。企業成長の実例をウェルチの考えをまじえて書いたということであるが、その考え、哲学の部分については力説されていない。全体を読み通してもその点を感じる部分は少ないように思えた。

なにかをキャッチアップするために読むビジネス書というよりは、GE成長の実歴という印象の内容で薄かった。


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