イチロー89の言葉 (知的生きかた文庫) | |
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三笠書房 |
イチロー。誰もが知っているスパースター。
日本のプロ野球から、バッターとして最初にメジャーリーグに切り込んだパイオニア。
天才とか、孤高のプレイヤーという印象が強いが、一人の人間として、誰も達成できて
ない実績を作ってきた成功者。
しかし、それは、日々のストイックなほどのひとつひとつ準備の積み重ね。
その積み重ねをするための意識付けの根拠となる、思考と言葉が、この本には
簡単な言葉で記されている。
自分に勝つためのの努力。成功するには、最低限のこと。
なおかつ、その上の高みに向けて自分を持って行って、結果を出してこそ
周りが認める。しかしそれは本質ではなく、結果としてついてくるもの。
そこで満足すると、成長は止まる。更に、自分へプレッシャーをかけて
それを乗り越えて、更なる結果を残し、自分としても達成感を持ってこそ
成功にいたるもの。
スランプの時が一番楽しいという。これを乗り越えると、更に大きな成長が
期待できるからだという。
並みの人だと、ここであきらめるが、これを超えてこそしかりとした高みに
もう一つ上に上れる。そういうことを心がけてモチベーションを高くもって
日々の準備の積み重ねを毎日、怠ることなく行うと自然と結果はついてくる。
こんな考えが、この本には、言葉としてたくさん書かれている。
日々の準備が怠りそうになったら、開いて見て、再度確認しようと思わせる本です。