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イチロー89の言葉 を読んだ。 ◎ 個人的には、ほんといい本です。

2015年10月10日 01時50分04秒 | 読書評
イチロー89の言葉 (知的生きかた文庫)
クリエーター情報なし
三笠書房

イチロー。誰もが知っているスパースター。

日本のプロ野球から、バッターとして最初にメジャーリーグに切り込んだパイオニア。

天才とか、孤高のプレイヤーという印象が強いが、一人の人間として、誰も達成できて

ない実績を作ってきた成功者。

しかし、それは、日々のストイックなほどのひとつひとつ準備の積み重ね。

その積み重ねをするための意識付けの根拠となる、思考と言葉が、この本には

簡単な言葉で記されている。

自分に勝つためのの努力。成功するには、最低限のこと。

なおかつ、その上の高みに向けて自分を持って行って、結果を出してこそ

周りが認める。しかしそれは本質ではなく、結果としてついてくるもの。

そこで満足すると、成長は止まる。更に、自分へプレッシャーをかけて

それを乗り越えて、更なる結果を残し、自分としても達成感を持ってこそ

成功にいたるもの。

スランプの時が一番楽しいという。これを乗り越えると、更に大きな成長が

期待できるからだという。

並みの人だと、ここであきらめるが、これを超えてこそしかりとした高みに

もう一つ上に上れる。そういうことを心がけてモチベーションを高くもって

日々の準備の積み重ねを毎日、怠ることなく行うと自然と結果はついてくる。

こんな考えが、この本には、言葉としてたくさん書かれている。

日々の準備が怠りそうになったら、開いて見て、再度確認しようと思わせる本です。


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