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SOA サービス指向アーキテクチャ―企業システム全体最適化への実践的アプローチ を読んだ。

2007年05月23日 23時01分27秒 | 読書評
SOA サービス指向アーキテクチャ―企業システム全体最適化への実践的アプローチ
日本BEAシステムズ
翔泳社

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SOA サービス指向アーキテクチャ―企業システム全体最適化への実践的アプローチを読みました。SOAの基本的な知識を整理するには、良い書籍だと思います。

現在のSOAに関する基本的な知識、J2EEを基盤とした構成と既存システムの流用の為のコネクタ類、密結合、疎結合などの概要など整理するには量的にも整理されてて良いと思いました。JCA、JDBCなどの機能概要などは何度か読み直して大枠のイメージはできました。ただ営業レベルの浅い知識だとその具体的なインプリメントなどはイメージしずららいのですが、概念的な部分はなんとか理解できるかなという感じです。SOAはビジネスをサービスという機能にもうらし、既存システムを最大限流用しシステム投資効果を計る概念であることはおおよそ理解できるのですが、SOA導入の為の実践的な知識、進め方などの具体的な手法の記述は弱いかなと思います。SOAはシステム投資に対するコスト削減効果というものを期待されるのですが、その進めかたや、企業側の情報リテラシィというものは、これまでの開発の進め方と大きくは変わらないような印象があります。システム開発というものにこれだと言う開発手法がないのが現実なのではないかと思わせる内容でもありました。

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