発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

久々更新

2013年07月07日 | 日記
 6月は更新ほとんどなしで、一体何をやっていたのだ自分は。とりあえず働いていた。で、れいによって時々映画をみたり博物館や美術館に行っていた。
 さきの衆院選のときに、原発再稼働を公約していたのは、幸福実現党で、自民党ではなかった。
 自民党が再稼働を公約していたら、どの程度勝てたのかな、と思う。
 「もんじゅ」無期限運転休止命令を待つ必要もない。核燃料再処理システムはとっくに破綻している。
 日本を核攻撃するのにミサイルは要らない。原子力発電所について思いつくふたつの方法のうち、「電源」と、もうひとつはあまりにも簡単で怖くてここには書けない。北の工作員を何百人も上陸させる必要など全くない。
 他者の攻撃を待たなくても、地震や津波で、福島のようなことが同時多発に起きたとしたらどうなるのだ。どう優先順位をつけるのか。それでも再稼働する、新設計画を推進する、と言っている人たちはどんな得をするのか。地震が起きず、テロ攻撃を遮断できても、核燃料再処理システムは破綻しているのだ。2011より前の発電量として稼働をすると全国の原発から年間500トン出ることになる高レベル放射性廃棄物は、もう行き場がないことがはっきりした。将来にわたって、一時しのぎの保管を続けるしかないのだ。
 なんでそんな発電プラントを海外に輸出しようとするのだ。輸入するほうもするほうだ。一体全体誰がどんな得をするのか。
 原発を再稼働させない場合、あるいは廃炉とする場合の、地元の雇用や財政も大変な問題だと思うが、事故が起きた場合、より広い範囲地の人々の生活が担保されない事態となる。福島で台無しにされて復旧もかなわないでいる財産と生活手段のことだけではない。もっと広い範囲、悪ければ日本では済まない。人類滅亡がかかっている。

 途方もない無理を通そうとしているのではないか。
 景気回復には、膨大なエネルギー消費がついてまわらないといけないものなのか。
 一体何が欲しいのか。
 質素では不幸なのか。質素で幸福な社会というものは実現しないのか。
 原発再稼働なくして景気回復なしの状況は、実は円安がつくりだしたものではないのか。

 今度重大な事故があったとき、もう有権者は、電力会社に騙された、安全だと言っていたが嘘だったじゃないか、とは言えないんだよ。原発の現実を知った上での、それでも政権の言う「景気回復」を選んだということ。つまり自分たちの選択になるんだよ。



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2 コメント

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めぐみです! (めぐみ)
2013-07-18 23:36:59
このあいだコメントしためぐみです!覚えてますか?覚えていてくれた嬉しいですw( ̄ー ̄)ニヤリッせっかくなのでメールできませんか?私ブログとかやってないのでお話がしたいです、アドは sumire4785あっとyahoo.co.jpです、待ってますね!(。-_-。)ポッ
返信する
Unknown (katsuko-I)
2013-07-26 14:51:01
同感です!
こんなに大変な案件がいっぱいなのに選挙の投票率が低くて驚きました。子どもの未来を思うと、日本のこれからが心配でたまりません。
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