2008/2/19、新橋、ヤクルトホールでの開催。
会場はほぼ満席。
予告は「ラフマニノフ ある愛の調べ」「ランボー 最後の戦場」
「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「NEXT」など。
クライマックスシーンの直前でフィルムが切れるハプニング。
フィルム切れなんて滅多にないから何が起こったのか
わからない人が多かったようだ。
正確にはフィルが切れたのではなく、
1巻の残り何秒分かが、飛んでしまったようだ。
フィルムのスプロケットホールが外れたか破れて、
一気に巻き取られたのではないか。
すぐに次の映写機に移って「抜け」は数秒~10秒程度で済んだと思われる。
***
フィリップ・プルマンの3部作「His Dark Materials」の
第1章「The Golden Compass」(黄金の羅針盤)
主役のライラにダコタ・ブルー・リチャーズ、
コールター夫人にニコール・キッドマン、
叔父のアスリエル卿にダニエル・クレイグ、
魔女の女王セラフィナ・ペカーラにエヴァ・グリーン、
このほか、サム・エリオット(ゴースト・ライダーの墓守)、
クリストファー・リー(ウィリー・ウォンカの父、LOTRのサルマン)
動物の姿をしたダイモン(deamon、運命を導く神霊、守護神)の声に、
フレディ・ハイモア(「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」)
キャシー・ベイツ(80デイズのエリザベス女王)など。
また、ホッキョクグマのイオレク・バーニソンの声は、
イアン・マッケラム(LOTRのガンダルフ)
***
われわれの住む世界と似ているが少し違うパラレル・ワールド。
この世界では、人にはそれぞれの動物の形をした
ダイモン(デーモン、分身、人を導く神霊)がいる。
オックスフォードの寄宿舎に住むおてんばな少女
ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)。
付近では子供の行方不明が相次ぎ、
ついには親友のロジャーも行方が分からなくなる。
叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)は、
他のパラレル・ワールドとこの世界をつなぐ
「ダスト」の調査で北極に向かうが、
途中で反対勢力に捕まってしまう。
一方、学園に顔を利かせるコールター夫人(ニコール・キッドマン)は、
ライラを北への旅行に連れていく、と言い出す。
ライラは出発を前に学園長から、
真理を読み解くアレシオメーター(またの名を黄金の羅針盤)を預かる。
学園は離れたもののコールター夫人はなかなか北極へは行こうとしない。
そうこうするうち、ライラは、
コールター夫人が子供の行方不明に絡むゴブラーのボスであると知り、
黄金の羅針盤を狙っていることに気づく。
ライラはコールター夫人から逃げ、ジブシャンの一味に保護される。
北極へ向かう途中、鎧熊(よろいぐま)のイオレクを仲間に入れ、
冒険を繰り返しながら、
ついに北極のゴブラーのアジトの研究所にたどりつく。
そこでライラが見たものは、、、、
***
このあと「神秘の短剣(The Subtle Knife)」、
「琥珀の望遠鏡(The Amber Spyglass)と続く、
3部作の第1章である。
続編として「The Subtle Knife」の制作が予定されていて、
本編も続きがある終わり方をしている。
製作費は約200億円。
アメリカでの興行収入が約80億円にとどまり、
続編は難しいのではないかと思っていたが、
本国イギリスでは約55億円、フランスで約30億円、ドイツで約25億円、
スペインで約20億円、イタリアでも約15億円、韓国でも約20億円と、
アメリカ以外で、すでに220億円以上、合計300億円以上稼いでいるので、
杞憂に終わりそうだ。
ただ、3部作の第1幕という感じで、
どうしても世界観や登場人物の紹介的な展開は否めず、
やや散漫な感じを受けた。
また、登場人物が、性格的にいわゆる「嫌なやつ」が多く、
あまり感情移入ができにくいというか好きになれなかった。
ビック・ネームがチョイ役で次々と出てくるが、
そのあとに続かない(出番がない)ので、
何であそこで出てきたのかなど余計なことを考えたりしてしまった。
***
英語のタイトルは、「The Golden Compass」
「ライラの冒険」という邦題はGAGAが名付けたそうだが、
和訳の小説にも「ライラの冒険シリーズ」が
サブタイトルとして付けられている。
日本では、映画の話題が出る前から「ライラの冒険」として
知られていたようである。
** 追記 **
字幕の「ダイモン」は、セリフでは「ディーモン」に聞こえるので、
調べてみたら、daemon、でした。
日本語ではデーモンと書く。
ディーモンってPCでも使う。
裏で動くようなリソース・モニターみたいなやつ?
で、発音は、demon、と同じようですが、あちらは悪魔、
日本語も同じでデーモンです。
会場はほぼ満席。
予告は「ラフマニノフ ある愛の調べ」「ランボー 最後の戦場」
「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「NEXT」など。
クライマックスシーンの直前でフィルムが切れるハプニング。
フィルム切れなんて滅多にないから何が起こったのか
わからない人が多かったようだ。
正確にはフィルが切れたのではなく、
1巻の残り何秒分かが、飛んでしまったようだ。
フィルムのスプロケットホールが外れたか破れて、
一気に巻き取られたのではないか。
すぐに次の映写機に移って「抜け」は数秒~10秒程度で済んだと思われる。
***
フィリップ・プルマンの3部作「His Dark Materials」の
第1章「The Golden Compass」(黄金の羅針盤)
主役のライラにダコタ・ブルー・リチャーズ、
コールター夫人にニコール・キッドマン、
叔父のアスリエル卿にダニエル・クレイグ、
魔女の女王セラフィナ・ペカーラにエヴァ・グリーン、
このほか、サム・エリオット(ゴースト・ライダーの墓守)、
クリストファー・リー(ウィリー・ウォンカの父、LOTRのサルマン)
動物の姿をしたダイモン(deamon、運命を導く神霊、守護神)の声に、
フレディ・ハイモア(「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」)
キャシー・ベイツ(80デイズのエリザベス女王)など。
また、ホッキョクグマのイオレク・バーニソンの声は、
イアン・マッケラム(LOTRのガンダルフ)
***
われわれの住む世界と似ているが少し違うパラレル・ワールド。
この世界では、人にはそれぞれの動物の形をした
ダイモン(デーモン、分身、人を導く神霊)がいる。
オックスフォードの寄宿舎に住むおてんばな少女
ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)。
付近では子供の行方不明が相次ぎ、
ついには親友のロジャーも行方が分からなくなる。
叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)は、
他のパラレル・ワールドとこの世界をつなぐ
「ダスト」の調査で北極に向かうが、
途中で反対勢力に捕まってしまう。
一方、学園に顔を利かせるコールター夫人(ニコール・キッドマン)は、
ライラを北への旅行に連れていく、と言い出す。
ライラは出発を前に学園長から、
真理を読み解くアレシオメーター(またの名を黄金の羅針盤)を預かる。
学園は離れたもののコールター夫人はなかなか北極へは行こうとしない。
そうこうするうち、ライラは、
コールター夫人が子供の行方不明に絡むゴブラーのボスであると知り、
黄金の羅針盤を狙っていることに気づく。
ライラはコールター夫人から逃げ、ジブシャンの一味に保護される。
北極へ向かう途中、鎧熊(よろいぐま)のイオレクを仲間に入れ、
冒険を繰り返しながら、
ついに北極のゴブラーのアジトの研究所にたどりつく。
そこでライラが見たものは、、、、
***
このあと「神秘の短剣(The Subtle Knife)」、
「琥珀の望遠鏡(The Amber Spyglass)と続く、
3部作の第1章である。
続編として「The Subtle Knife」の制作が予定されていて、
本編も続きがある終わり方をしている。
製作費は約200億円。
アメリカでの興行収入が約80億円にとどまり、
続編は難しいのではないかと思っていたが、
本国イギリスでは約55億円、フランスで約30億円、ドイツで約25億円、
スペインで約20億円、イタリアでも約15億円、韓国でも約20億円と、
アメリカ以外で、すでに220億円以上、合計300億円以上稼いでいるので、
杞憂に終わりそうだ。
ただ、3部作の第1幕という感じで、
どうしても世界観や登場人物の紹介的な展開は否めず、
やや散漫な感じを受けた。
また、登場人物が、性格的にいわゆる「嫌なやつ」が多く、
あまり感情移入ができにくいというか好きになれなかった。
ビック・ネームがチョイ役で次々と出てくるが、
そのあとに続かない(出番がない)ので、
何であそこで出てきたのかなど余計なことを考えたりしてしまった。
***
英語のタイトルは、「The Golden Compass」
「ライラの冒険」という邦題はGAGAが名付けたそうだが、
和訳の小説にも「ライラの冒険シリーズ」が
サブタイトルとして付けられている。
日本では、映画の話題が出る前から「ライラの冒険」として
知られていたようである。
** 追記 **
字幕の「ダイモン」は、セリフでは「ディーモン」に聞こえるので、
調べてみたら、daemon、でした。
日本語ではデーモンと書く。
ディーモンってPCでも使う。
裏で動くようなリソース・モニターみたいなやつ?
で、発音は、demon、と同じようですが、あちらは悪魔、
日本語も同じでデーモンです。
確か初めのうちは25カ国くらいだったけど。
まあ、一週目だけ客が入る・・・という映画もよくあるので、
それで大ヒットしたとは言えないのかもしれませんが。
ひらりん的には、まだまだ序章・・・
次も観てね・・・と、ニコちゃん(ニコール・キッドマン)に誘惑されてるような映画でした。
なーーんて。
試写会でもらったチラシでは33カ国でした。
多くの国で2007/12公開のようですから、
もう増えることはないでしょう。
(クロアチア、インド、エジプトは08/1)
最新の数字では、全世界合計で3億3千万ドル超。
108円換算で356億円です。
日本ではどのくらい行くでしょうか。
日本公開まで間が空いたので、
ダコタちゃんも日本の休日を楽しめてるようです。
コメントTBありがとうござました!
やっぱりいまひとつでしたよねー、
まだ序盤だからといって最初からこれでは今後も不安です、、、、
とはいってもわたしは原作ファンでもないのでアレですけど
ファンの人にはやはり不評みたいですね、
それにしても上映中のアクシデントは最悪ですよね~、
すぐに映って良かったですね☆
コメントありがとうございました。
私は今回のような映写トラブルは初めてですが、
中断がわずかでよかったです。
字幕とLOTRの件、教えて頂いてありがとうございます。お恥ずかしいです;
私は割合楽しめたのですが、ブログのレビューウを見ていると、評判は良くないですね。
海外のレビューを見ても同じでした。
世界観が伝えきれないのは脚本や監督の問題なのでしょうか。
原作が好きだっただけに残念です。
無事三部作になるのかどうかが気になりますね。
>無事三部作になるのかどうかが気になりますね。
LOTRのように2作目と3作目を同時撮影すれば、
良いのかもしれませんが、
「大ヒット」とまでは言えないだけに私も心配です。
一応、「神秘の短剣」(The Subtle Knife)の
制作はアナウンスされているようです。
白クマも見た目だけであんましキャラに深みを与える演出なかったですね。
やっぱ続編ありきで作るのは雑な印象を受けますね。
この類のファンタジーは少し食傷気味というか、
どれも大差ないように思います。
シリーズ物の1作目だから多少は仕方がありませんが、もう少し世界観をうまく紹介しつつ、見せ場を作って欲しかったです。
その作品の魅力があまり伝わってこなかったです・・・(^_^;)
ダイモンのスペルがDaemon(デーモン)だったことで思い出したのが、UnixなどのマルチタスクOSのバックグラウンドで動作するプログラムのこと。
それから、ギリシア神話における守護神の意味もあるようですね。
KGR さんは試写会が多いんですね。
羨ましいです。