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映画感想「ガリレオ 沈黙のパレード」@ユナイテッドシネマ豊洲(2022/9/16)

2022-09-17 12:37:42 | 映画感想
2022/9/16、ユナイテッドシネマ豊洲、10番スクリーン。
J列を選択。

10番スクリーンはユナイテッドシネマ豊洲で最も大きいスクリーンで、キャパも最大。
公開初日の初回上映。平日とはいえ、100人ぐらいは入っていたのではないだろうか。



ガリレオ映画版第3弾。

福山雅治、柴崎コウ、北村一輝、飯尾和樹、吉田羊、檀れい、椎名桔平



5年前の菊野祭りののど自慢大会で才能を見出され、新倉(椎名桔平)からレッスンを受けデビュー間近だった女子高生が
3年前に突然行方不明となり、つい先日焼け跡から白骨焼死体となって発見された。
燃えた家は蓮沼寛一の実家。
蓮沼は15年前の少女殺害事件の被疑者だが、完黙の末、1、2審とも無罪となっていた。
当時の捜査は草薙刑事(北村一輝)が担当していた。

今回も蓮沼が最重要参考人とされたが、相変わらず完黙を貫き、起訴猶予となった。
内海刑事(柴崎コウ)は、事件の手掛かりを得るべく湯川教授(福山雅治)に協力を求める。
湯川は被害者の住んでいた菊野市の研究所で研究をしており、被害者の実家の料理屋の常連でもあった。

2022の菊野祭りの最中、町中から憎まれていた蓮沼が転がり込んでいた廃品回収業者の一室で死んでいた。
死因は窒息死だが、遺体には目立った傷もなく争った跡もない。

一体、誰がどうやって蓮沼を殺したのか。
全ての住民が怪しい中、湯川の謎解きが始まる。



東野圭吾原作。
作者によれば「被害者の女性を大切に想っていたはずの人々がどのように犯罪に関わっていくのか」という展開
だそうだ。(下線部 Wikipediaより引用)

映画ではそれに加え、内海刑事(北村一輝)の苦悩にも焦点が当たる。

結末はやや不満。(以下、ネタバレのため白文字)
関係者は一応処罰されるようだが、私が椎名桔平なら、自分の罪が重くなるかどうかは別として、檀れいは断固守る。
檀れいも書類送検云々関係なく、罪の意識が晴れるとは到底思えない。

多少疑問に思った点。(以下、ネタバレのため白文字)
発見された被害者の遺骨だが、家が火事になって発見されたのに、あれほどきれいな白骨焼死体になるのか。
既に火災前に白骨になっていたぐらいの勢い。
だとすれば、遺体を発見させるためだけであれば、家を燃やさなくても良かったのではないか。

それに死亡当時妊娠していたらしいが、骨にその痕跡はなかったのか。
新倉(椎名桔平)の嘘は見抜いた湯川だが、妻(檀れい)は嘘をついていなかったのか。


あれだけ状況証拠があるのに、完黙だけで不起訴になったり起訴猶予になるとは思いづらい。
前回の類似事件から15年も経っているのに、警察の捜査手法はたいして進歩していないように思えるがどうか。

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