本日よりしばらく、20年以上前 (もしかして一番古いのは、30年近く前?) に、妹のために描いた絵本を掲載します。
どうも私の描く絵本は、絵がヘタであるという以前に ベタだな~と思うので、そーいう いかにも 「絵本」 がお嫌いな方には、どうもすみません。
文章は、昔書いた通りに打ちました。 (「だから下手なの」 と言い訳してみる)
◆ 音羽ちゃんと鬼ちゃん ◆
ある日 音羽ちゃんが庭で遊んでいると、鬼がやって来ていいました。
「音羽ちゃん、いっしょに遊んでよ」
音羽ちゃんは、鬼ってこわいって思ってたから、だまってました。
すると鬼は泣きだしていいました。
「音羽ちゃんも ぼくがきらいなんでしょ」
音羽ちゃんは、何となく鬼がかわいそうになったのでいいました。
「ううん。そうじゃないの。 鬼ちゃんは何して遊ぶのが好きかなぁって考えてたの」
鬼はにっこり笑いました。
「ぼくはね、星見たり、花見たりするのが好きなの。 きれいだもの。 音羽ちゃんちのお花、見せてもらいたいなあ」
音羽ちゃんは すっかり鬼が好きになったので、にっこり笑ってうなづきました。
「これがツツジ。 これがサルビアよ」
鬼は、うんうんって うなづいています。
「これがブルーデージー、これがデージー」
そのうち、うちから姉ちゃんがでてきて、びっくりして叫びました。
「あぶない、音羽。 鬼よ! 鬼よ!」
姉ちゃんはそういうと、バズーカ砲をもってきました。
音羽ちゃんはあわてて鬼の前に立ちました。
「ちがうのよ、姉。 いい鬼ちゃんなの!」
姉ちゃんは泣き出した鬼を見て、すまなそうに言いました。
「ごめんなさい。 まだ子どもの鬼ちゃんね。 音羽と遊んでくれたのね」
姉ちゃんはそういうと、音羽ちゃんと鬼のためにゼリーとホットケーキをつくってくれました。
ふたりは仲良く食べましたとさ。
(お客様へ・スケッチブックから剥がれたところや、破れたところを貼ったセロテープが茶色く変色してますが、人体に害はありません)
どうも私の描く絵本は、絵がヘタであるという以前に ベタだな~と思うので、そーいう いかにも 「絵本」 がお嫌いな方には、どうもすみません。
文章は、昔書いた通りに打ちました。 (「だから下手なの」 と言い訳してみる)
◆ 音羽ちゃんと鬼ちゃん ◆
ある日 音羽ちゃんが庭で遊んでいると、鬼がやって来ていいました。
「音羽ちゃん、いっしょに遊んでよ」
音羽ちゃんは、鬼ってこわいって思ってたから、だまってました。
すると鬼は泣きだしていいました。
「音羽ちゃんも ぼくがきらいなんでしょ」
音羽ちゃんは、何となく鬼がかわいそうになったのでいいました。
「ううん。そうじゃないの。 鬼ちゃんは何して遊ぶのが好きかなぁって考えてたの」
鬼はにっこり笑いました。
「ぼくはね、星見たり、花見たりするのが好きなの。 きれいだもの。 音羽ちゃんちのお花、見せてもらいたいなあ」
音羽ちゃんは すっかり鬼が好きになったので、にっこり笑ってうなづきました。
「これがツツジ。 これがサルビアよ」
鬼は、うんうんって うなづいています。
「これがブルーデージー、これがデージー」
そのうち、うちから姉ちゃんがでてきて、びっくりして叫びました。
「あぶない、音羽。 鬼よ! 鬼よ!」
姉ちゃんはそういうと、バズーカ砲をもってきました。
音羽ちゃんはあわてて鬼の前に立ちました。
「ちがうのよ、姉。 いい鬼ちゃんなの!」
姉ちゃんは泣き出した鬼を見て、すまなそうに言いました。
「ごめんなさい。 まだ子どもの鬼ちゃんね。 音羽と遊んでくれたのね」
姉ちゃんはそういうと、音羽ちゃんと鬼のためにゼリーとホットケーキをつくってくれました。
ふたりは仲良く食べましたとさ。
(お客様へ・スケッチブックから剥がれたところや、破れたところを貼ったセロテープが茶色く変色してますが、人体に害はありません)