先ほどひとつ記事アップしたけど、今見てきた人形展で気付いたことがあったのでもうひとつ。
何度か記事にしてきた、『高橋まゆみ創作人形展 ~故郷からのおくりもの』 ですが、
今日、4回目見てきました。
なんとも不思議なんです。
やっぱり波動を持ってるですよ。 人形が。
で、今日、気付いたことがありました。 主観的だから単なる思い込みかもしれないけど、
前に立ってジンジン来る人形と、よく出来てはいるけど、それほどでもない人形があります。
もしかしたら、高橋さんの技術的上手さだけじゃなくて、見る人の思い入れが 人形に蓄積されているんじゃないか…。
そんな気がしました。
ジンジン来る人形は、身近な人々を思い出させる人形ばかりでした。
失礼ながら、まだお若い高橋まゆみさんに、あれだけのパワーを持つ人形が作れることにも驚いていました。
でも、見る人の人生の、多種多様な重さが 幾重もの層になって人形に貯まっているとしたら。
納得できるものがあります。
ですから高橋さんのすごいところは、見る人の思い出や情念を引き出し、それを堆積させられる人形を作れるところにあるのではないか。
そして、人形展という形で多くの人の目に直に触れれば触れるほど、人形の不思議なパワーが増大するのではないか。
そんな気がしました。
入間市博物館は、辺鄙な場所にあります。
平日の昼間など、見学者はほとんどいないのではないかと思われるところです。(関係者の方が見ていたらごめんなさい)
しかし、『故郷からのおくりもの』 をやっている間の見学者の多いこと!
本当にびっくりです。
しかも、会場内からは時折、すすり泣きが聞こえます。
で、今日は見学者も うぉっちんぐ♪
ほとんどが熟年世代の女性同士ですが、御夫婦の方や、ひとりで見に来ている女性もいました。(私もひとり)
その中で、女性同士の会話を聞きかじってきました。
「これ、あの坂の上に住んでたおばあちゃんを思い出すわ~」
「この顔見てると、自然に笑顔になっちゃうわね」
「この人形は、私の母よ。 そっくりなの」
「ほら、お腹が出てる。お年寄りって、痩せているようで案外お腹が出てしっかりしてるのよね」
そして入ってきて すぐのグループから聞こえてきた会話。
「この人(作者)、まだ生きてるの?」
「生きてるわよ。 この前、徹子の部屋に出てたもの」
わ~。伝説の人になりつつある…。
いろんなことを感じつつ、感想ノートにお粗末な歌を残してきました。
見た人の 想い積もれり人形の 胸に迫りて 涙あふるる (峰猫)
何度か記事にしてきた、『高橋まゆみ創作人形展 ~故郷からのおくりもの』 ですが、
今日、4回目見てきました。
なんとも不思議なんです。
やっぱり波動を持ってるですよ。 人形が。
で、今日、気付いたことがありました。 主観的だから単なる思い込みかもしれないけど、
前に立ってジンジン来る人形と、よく出来てはいるけど、それほどでもない人形があります。
もしかしたら、高橋さんの技術的上手さだけじゃなくて、見る人の思い入れが 人形に蓄積されているんじゃないか…。
そんな気がしました。
ジンジン来る人形は、身近な人々を思い出させる人形ばかりでした。
失礼ながら、まだお若い高橋まゆみさんに、あれだけのパワーを持つ人形が作れることにも驚いていました。
でも、見る人の人生の、多種多様な重さが 幾重もの層になって人形に貯まっているとしたら。
納得できるものがあります。
ですから高橋さんのすごいところは、見る人の思い出や情念を引き出し、それを堆積させられる人形を作れるところにあるのではないか。
そして、人形展という形で多くの人の目に直に触れれば触れるほど、人形の不思議なパワーが増大するのではないか。
そんな気がしました。
入間市博物館は、辺鄙な場所にあります。
平日の昼間など、見学者はほとんどいないのではないかと思われるところです。(関係者の方が見ていたらごめんなさい)
しかし、『故郷からのおくりもの』 をやっている間の見学者の多いこと!
本当にびっくりです。
しかも、会場内からは時折、すすり泣きが聞こえます。
で、今日は見学者も うぉっちんぐ♪
ほとんどが熟年世代の女性同士ですが、御夫婦の方や、ひとりで見に来ている女性もいました。(私もひとり)
その中で、女性同士の会話を聞きかじってきました。
「これ、あの坂の上に住んでたおばあちゃんを思い出すわ~」
「この顔見てると、自然に笑顔になっちゃうわね」
「この人形は、私の母よ。 そっくりなの」
「ほら、お腹が出てる。お年寄りって、痩せているようで案外お腹が出てしっかりしてるのよね」
そして入ってきて すぐのグループから聞こえてきた会話。
「この人(作者)、まだ生きてるの?」
「生きてるわよ。 この前、徹子の部屋に出てたもの」
わ~。伝説の人になりつつある…。
いろんなことを感じつつ、感想ノートにお粗末な歌を残してきました。
見た人の 想い積もれり人形の 胸に迫りて 涙あふるる (峰猫)