峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

怪しい次男 ・ 幼児期編

2006年11月16日 12時37分55秒 | 自作品
↑ これは、10年前のハロウィンです。
英語教室に通っていた次男 (当時5歳) は、近くの米軍基地で行われるハロウィンに参加するため、仮装することになりました。
ハロウィンでの仮装といったら、やはり怪しくなくてはいけません。
そこで作ったのが、この衣装。 
左側にいる、ムササビです。 (右は同じ教室の子)
私の手作りです。<o( ̄^ ̄)o> エッヘン!!

当然、みんなに 「それはいったい何だ」 と、日本語でも英語でも聞かれるだろうということで、
ちゃんとムササビを英語でなんて言うかも教えました。
えーと、「空飛ぶリス」 みたいな言葉でした。(わたしゃ英語が苦手)

これ、なかなか工夫してあります。
幼児といったら、速やかにトイレに行けなくてはならないので、ツナギの着ぐるみではなく、上下別にしました。
手足に繋がる膜の部分は、チャックで取り外しが出来るようになっています。

我ながら上手に出来たと思うんで、実家からこの写真が出てきたついでに自慢させてください。


しかし、仮装にムササビを選んだのは次男ではなく私なので、幼児期の次男は
‘結果的に怪しくなっただけ’ と弁護しておきます。(親心)



ロベルト・コッホ

2006年11月15日 22時40分37秒 | 実家の話
今週に入って多忙一段落ではありましたが、やはり何かと所用が続いて更新出来ませんでした。

トップ画像はやはり実家にあった、コッホの写真です。
裏には、



コッホ先生肖像  明治四十一年十一月六日  北里博士寄贈
と、書いてあります。

たぶん、祖父が寄贈されたわけじゃなくて、廻り廻ってやって来たのではないかと想像してます。
私には、よくわかりません。

ドイツ生まれのコッホさん。
和服姿がカッコイイじゃありませんか。



余談ですが、少し前に放映した 『オーラの泉』 で、歌舞伎役者さんの後ろに、ドイツの医者か研究者がいるというような話が出たとたん、「コッホ?」と思いました。ちょうどその前日くらいにこの写真を撮ってきたので。
そのあと、「それほど古い時代ではない」とか、「細菌か何かの研究をしていた」と話が続いたので、ちょっとびっくりしました。 全然違ってるかもしれませんけど。
( しかも会った事もない人の後ろに居るって話だから関係ない )




坂本龍馬じゃん

2006年11月12日 12時37分25秒 | 実家の話

実家旧宅の片付けに行くのも、一昨日が最後のつもりでした。
でも、鍵を返してなかったことが気になって、昨日もちょっとだけ行きました。

時間が無かったけれど、父の原稿を求めて最後にもう一度だけ…と思い、
母も諦めたほどの秘境地帯に足を踏み入れてみました。
も~、タランチュラかキングコブラでも出てきたらどうしようかと思いましたが、勇気を出して探検して良かった。
小学校時代の私と友達との交換ノートや、トップ画像の掛け軸などが出てきました。

一時、幕末に興味があった私は、両親と妹を引きずりまわして京都の幕末名所を周ったことがありましたっけ。
坂本龍馬のお墓も行きました。
だから、掛け軸を広げてみたときに龍馬が現れたとたん、思わず 「わあー」 と声をあげました。

価値のあるものかどうかはわからないけど、坂本龍馬は好きです。

怪しい次男

2006年11月09日 11時04分46秒 | 最近の出来事

先日、トトが異常に吠えるので何かと思ったら、次男がお面をつけて脅かしていました。
元々トトは、教えたわけでもないのにオモチャのピストルの銃口を向けたりすると警戒して吠えます。
これも、別に何をするわけでもなく、お面をつけてオドロオドロしく迫ってるだけなんですけど。
トトは腰が引けた状態で、激しく吠えました。
そりゃ、怖いわよね。


さらに次男は、顔を変えて脅しにかかります。




妹いじめるのも、いい加減にしなさい。
犬だから、まあいいけど。(差別)

部屋はますます怪しくなる一方。










遺伝的趣味の悪さ

2006年11月07日 09時42分34秒 | 実家の話
 
今日もこれから実家行きますんで、簡単に更新。
シャンソン教室はまた欠席。歌ってる場合じゃないからね~。

トップ画像は父の袋から出てきました。
虫食いのドングリ数珠かと思ったら……




全部ドクロ。
趣味悪りぃ~。


こんなペンダントも出てきました。
父は首から下げていたのでしょうか。 サイババ。





先日、妹が父の思い出話をしました。

「昔ね、夜、髪の毛結ぶゴムがどこかいっちゃったの。
 しばらく探して、お父さんも探してくれたけど無いから、まあいいやって寝ちゃったの。
 そしたら、真夜中にお父さんが部屋に来て、『見つけたぞ。ドアノブに掛かってたんだ!』 
 と持ってきてくれたけど、寝てたし、ちょっと不機嫌になって返事したら、
 翌日、私に自作の物語を聞かせ始めたの。
 年老いた兵士が、お姫さまの欲しがった花を命を賭けて取ってきたのに、
 お姫さまが冷たく突き放したという可哀想な話だった…

父はそんな人だった……。



のーみそ

2006年11月04日 09時14分02秒 | 実家の話
しばらくグロテスクな画像が続きます。
でも、みんな自分も持ってる物だから。


これは、父方の祖父が所有していた模型です。
これを使って、なんか仕事してたの?
ちなみに、医者ではありませんでした。祖母と同じ趣味だったのかしらん。

この模型、バラバラになるので内部も見えます。






こちらは祖父の顕微鏡。




今では珍しいのかと思ったら、次男いわく、
「学校にあるのも、こんな感じだよ。もっと軽いけど」 とのことでした。



               


【私信】

夢枕 獏 の 『神々の山嶺』、数日前に読み終わりました。
20代の頃、新田次郎の山岳小説を読みあさっていた私にはグーな小説でした。
すごく面白かった。
この本を薦めてくださった美しい貴女に感謝します。


父方の祖母の絵 ・ 人体解剖図

2006年11月03日 07時56分02秒 | 実家の話
これは、父方の実祖母が描いたようです。
彼女は私が生まれる前に亡くなっているので、私は知りません。
話に聞くところによると、なかなか面白くて度量の広い女性だったようです。

この絵は元は丸まった和紙だけの状態で出てきたものを、数年前の祖母の五十回忌のときに母が表装したそうです。

大き過ぎて、携帯カメラではうまく写せませんでした。







なかなか良く描けていると思いますが、よく見ると、「第参学年」 と書いてあります。





父方の祖父は養子なので、祖母の苗字は元々 「西」 でした。
九州・福岡出身です。

第参学年というと、たぶん女学校3年だろうと母は言います。今の中学3年生。
これはいったい、学校の課題として描いたものでしょうか。
明治生まれの祖母の女学校時代って、このようなものを描かせたのでしょうか。
それとも単なる趣味?

もしかしたらもしかして、祖母ったら変わり者だったのかしらん。





桃仙人

2006年11月01日 09時14分31秒 | 実家の話
これも物心付いたときから、母方の祖父母の家にありました。
桃を持っているから、「桃仙人」 と呼んでいます。

桃は魔除けになるらしいし、「桃源郷」 というように、縁起の良いアイテムのようです。





2015.11.25 追記
ふと思い立ってよくよく見たら、作者は小野田晴正氏という方のようです。